生き残りを賭けたイギリスヘビー級の世界ランカー対決。ディレック・チゾラVSデビッド・プライス

ディレック・チゾラ(イギリス)VSデビッド・プライス(イギリス)

(出典:WOWOW)

WBOインターコンチネンタルヘビー級王座決定戦

チゾラは、40戦31勝22KO9敗、35歳。WBC9位。187㎝。

WOWOWエキサイトマッチでは、強豪との対戦豊富なトラブルメーカー、と紹介されています。キャリア13年目の超ベテランです。7年前には、ビタリ・クリチコとも対戦しています。

プライスは、3戦25勝20KO6敗、36歳。WBA8位。203㎝。

2008年の北京オリンピック銅メダリストです。巨漢ですが、やや打たれ弱いのが難点です。

試合経過)

1R)チゾラが前に、プライスはクリンチ

背の低いチゾラが積極的に前に出て、パンチを放ちます。プライスは長い腕を使って、クリンチでチゾラの攻撃を阻みます。

2R)プライスは相変わらずクリンチ

チゾラは、まるでタイソンのようにガードを高くして、体をゆすって前に出ます。距離をとりたいプライスですが、チゾラの突進力に押されています。

プライスはせっかくの長いリーチを、専らクリンチワークに使っています。プライスの左ジャブでは、チゾラの前進止めることが出来ません。

3R)ようやくヘビー級らしい打ち合い

チゾラのプレッシャーがさらに強くなりました。プライスのパンチは、チゾラのボディワークにかわされ、空を切ります。そして、ロープに詰まるとクリンチで逃げます。

ここまで、プライスは全くいいところがありません。ラウンド中盤、チゾラの飛び込んでの左フックがヒットします。チゾラの一方的な展開になってきましたね。ラウンド終盤、ようやく下がりながら打った右ストレートがチゾラをとらえましたが、チゾラはお構いなしにコーナーに詰めて左右のフックを放ちます。

そして、左フックがプライスのボディにヒットし、プライスの大きな背中が丸くなります。ちょっと低かったような気がしますね。

ゴング間際に、チゾラの左フックがプライスの顎をとらえましたが、プライスも右アッパーのカウンターを返し、チゾラの腰が落ちます。お互い効いたパンチでしたね。さすがヘビー級です。

4R)予想以上にもろいプライス

この回もチゾラがガンガン前に出ます。しかし、プライスもようやく右ストレートのタイミングがつかめてきたようです。それでも、チゾラは大きな右フックを振り回します。プライスの左ジャブも効果的にヒットし出しました。

しかし、接近するとプライスは腕を絡めて、またもやクリンチワーク。

チゾラはもみ合いながらもパンチを放ち、ロープを背負いながら右フックをボディにヒットし、さらに右フックをテンプルに放つと、プライスは崩れ落ちるようにダウンします。

(この右ボディが効いたのでしょうか)

なんとも打たれもろいですね。見ていて、何が効いたのかよくわからないうちに倒れてしまいました。

カウント8で立ってきましたが、コーナーからタオルが投げ込まれ、試合終了。

チゾラの4RTKO勝ちです。今日のプライスは、ただの木偶の坊でしたね。とにかく、生き残ったのは超ベテランのチゾラでした。

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