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ルイス・ネリ(メキシコ)VSエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)
バンタム級12回戦(2019年11月23日)
この日のメインは、デオンテイ・ワイルダーVSルイス・オルティスの再戦ですが、「わしボク」にとっては、アンダーカードのこの対戦の方が気になります。勝者は、先日拓真に判定勝ちした、ノルディーヌ・ウバーリに挑戦する予定です。
ネリは、 30戦全勝24KO、24歳。165㎝ WBC1位 。
今のバンタム級では、井上にとっては一番の強敵だと思います。
ロドリゲスは、20戦19勝12KO1敗、27歳。168㎝ WBC3位 。
井上尚弥に2RTKO負けしたロドリゲスの、再起戦です。ここで負けると、完全に世界戦線から脱落することになるでしょうね。
当日の試合は、メインがワイルダーVSオルティス、セミファイナルがレオ・サンタクルスの世界戦、そのアンダーカードがネリVSロドリゲスとなっています。ネリの試合が初回から放送されるか、心配ですね。まさか、いきなり「サンタクルスの弱い者いじめ」から始まったら、ホントがっかりですね。
展開予想
正直言って、どんな展開になるのか予想がつきません。序盤からぶつかり合えばロドリゲスにも勝機がありそうですが、長引くと試合巧者のネリが後半に仕留めると思います。「柔」のネリVS「剛」ロドリゲスという感じですね。
試合経過)
ネリが無事に前日計量をパスしてくれるか、ちょっと心配ですが、ネリもそこは十分心得ているでしょう。
余談ですが、「わしボク」の最近一押し、栗原慶太がIBF4位にTKO勝ちしましたね(11月15日)。栗原のハードパンチは魅力的です。
まさかまさかの体重オーバー。ネリが前日計量で1ポンドオーバーし、再計量をギブアップして、ロドリゲスが対戦を拒否しました。
山中慎介さんの時は、もっとひどいオーバーだったと思います。ロドリゲスの対戦拒否は、試合を楽しみにしていたファンにとっては残念ですが、賢明な判断だと思います。やっぱり、ネリは「悪童」でしたね。厳しい制裁を望みます。
今さらながら、山中さんも「対戦を拒否していたらなあ~と」残念で仕方がありません。