ボクシング観戦記(海外編)

村田諒太からタイトルを奪ったロブ・ブラントが楽勝で初防衛成功 VSカサン・バイサングロフ

ロブ・ブラント(アメリカ)VSカサン・バイサングロフ(ロシア)

(出典:WOWOW)

WBA世界ミドル級タイトルマッチ(2019年2月15日)

ブラントは、25戦24勝16KO1敗、28歳。

昨年10月に村田諒太に判定勝ちしてタイトルを獲得。これが初防衛戦となります。

バイサングロフは、17戦全勝7KO、21歳。WBA8位。

ブラントは、初防衛戦に無難な相手を選んだ感じですね。

ブラントが初回から手数で圧倒

初回からブラントが前に出て、積極的に打って出ます。早くもバイサングロフは押され気味になります。ブラントが軽いパンチをポンポン当て、2回には打ち下ろしのパンチをテンプルにヒットさせ、ダウンを奪います。

(タイミングよくヒットしバランスを崩した感じのダウンです)

上からパンチを当てられ、バランスを崩したような感じのダウンで、ダメージはほとんどないようですが、これで完全にブラントがペースを握ります。

役者が一枚も二枚も

何とか立て直そうと、バイサングロフがプレッシャーをかけ、前に出ますが、先にパンチを当てるのはブラント。軽いパンチですが、的確にヒットしています。そしてバイサングロフの打ち終わりにもブラントが容赦なくパンチを放ちます。バイサングロフのパンチは、ブラントの柔らかいボディワークでかわされます。

役者が一枚も二枚も違う感じで、ブラントが好き放題にボクシングを展開し、バイサングロフがパンチを放てば、ブラントは「倍にして返して」きます。バイサングロフが手を休めると、すかさずブラントのパンチが飛んできます。

勝負に出たバイサングロフが返り討ちに

もはや一方的な展開になってきた終盤の10ラウンド。バイサングロフが勝負に出た感じで、少し強めにプレッシャーをかけ、パンチを放ってきます。しかし、ブラントはまともに打ち合うことなく、フットワークと柔らかいぼデイワークでバイサングロフの攻撃を捌きます。

そして、「倍返し」。11ラウンドもバイサングロフは最後の力を振り絞って反撃しますが、ラウンド中盤にブラントの右ストレートで足をばたつかせます。そこからはさすがのブラントも力の入ったパンチで畳みかけ、右フックをテンプルにヒットして、この試合2度目のダウンを奪います。

(右フックがテンプルにヒット)
(ややスリップ気味のダウン)

立ってきたバイサングロフに、ブラントが狙いすました右ストレートをヒットさせると、すかさずレフリーが試合をストップしました。

(狙いすました右ストレート)

序盤から積極的に打って出たブラントの作戦勝ちといったところですね。バイサングロフは全くいいところなく敗れてしまいました。

ブラントの次の防衛戦の相手が気になりますね。本来なら1位のゲンナディ・ゴロフキンと対戦するところでしょうが、どうも格が違う感じがします。順当ならは初防衛戦でも名前が挙がっていたエスキーバ・ファルカン(ブラジル)ですが、村田にもチャンスがあると思います。

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