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ロブ・ブラント(アメリカ)VS村田諒太(帝拳)
WBA世界ミドル級タイトルマッチ(2019年7月12日)IN 大阪
ブラントは、26戦25勝17KO1敗、28歳。
村田から奪ったタイトルを今年2月に、TKO勝利で防衛しています。
村田は、16戦14勝11KO2敗、33歳。WBA4位。
昨年12月にタイトルを失い、再起戦がいきなり世界戦となります。
展開は大きく変わらない
序盤から村田が前に出てプレッシャーをかけ、ブラントは下がりながら手数で応戦してくるでしょう。村田のボクシングに前回以上の上積みはないと思います。前に出るだけで左ジャブが少なければ、ブラントの軽いパンチが先にヒットし、ずるずると回を重ねることになるでしょうね。
村田がコンパクトなパンチで手数を優先するボクシングが出来れば、多少は期待もできますが、そう器用なボクサーではありませんね。下手をすると、ブラントの軽いパンチで目が腫れて、終盤にギブアップという結末も十分考えられます。
試合経過)
前日計量は両選手とも無事にクリアしました。村田は、かつてない仕上がりと、調子の良さを強調していますが、さてどうでしょう。
清水聡がアンダーカードで無残なTKO負けを喫しましたね。おそらく清水はこのあたりが限界なんでしょう。
いつも思いますが、国歌斉唱はいりませんね。時間の無駄です。さっさと試合を始めてほしいと思います。
1R)
ブラントはの表情に余裕が感じられますね。
やはり先手はブラント。しかし、村田は早くも右のストレートで応戦します。前回と違って、村田は序盤から上下に打ち分けて手数を出しています。ブラントは速いジャブで応戦します。
2R)
村田がボディブローから連打を畳みかけ、ダウンを奪いました!
立ってきたブラントですが、かなりダメージが感じられます。ここが勝負!村田が連打を畳みかけます。しかし、ブラントもしぶとく逃げ回ります。やや村田、疲れたか?いや、また右がヒットし、ブラントがぐらつきます。そして、右フックの2連発でブラントがロープにもたれかかったところで、レフリーが試合をストップしました。村田、TKOでリベンジです。
村田さん、申し訳ありません。「わしボク」は完敗です。見事なTKO勝ちでした。いや~華がありますね。まさかまさかの「リベンジ」です。