村田諒太の初防衛戦の相手、エマヌエーレ・ブランダムラがまたもTKO負け VSマーカス・モリソン(DAZN配信)

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エマヌエーレ・ブランダムラ(イタリア)VSマーカス・モリソン(イギリス)

WBCインターナショナルシルバーミドル級王座決定戦(2019年7月11日)

ブランダムラは、32戦29勝5KO3敗、39歳。

村田諒太の初防衛戦の相手です。2018年4月に対戦し8RTKO負けしています。

モリソンは、23戦20勝14KO3敗、26歳。

イギリス期待のホープでしたが、伏兵に敗れて低迷しています。

試合経過)

1R)

長身のモリソンが左ジャブを突いて前に出ます。ブランダムラは下がりながら、隙を見て飛び込んでパンチを放ちますが、これは距離がまだ遠いですね。ラウンド後半は、ブランダムラのパンチがヒットするようになりますが、いずれもモリソンの堅いガードに阻まれます。空を切るモリソンのパンチはなかなか強そうです。

2R)

今度はブランダムラが先手を取ってパンチを放ちます。しかし、すぐにモリソンは左ジャブで自分の距離をキープします。中盤、モリソンがプレスを強め大きな左右フックを放ちます。ブランダムラも応戦しますが、お互いクリーンヒットはありません。

3R)

ブランダムラが距離を詰めて、連打を放ちモリソンをロープに追いつめますが、応戦するモリソンの左フックがカンターでヒットし、ブランダムラの動きが止まります。モリソンがワンツーでブランダムラを追いつめます。しかし、深追いはしません。スタミナ配分を考えているのでしょう。苦い経験がありますからね。

4R)

ブランダムラの動きは決して悪くはありませんね。モリソンの左ジャブの打ち終わりにステップインしてパンチを放ちます。しかし、モリソンの長い左ジャブが邪魔で、なかなか距離を詰めることが出来ません。モリソンも左ジャブから右ストレートを放ちますが、まだ右は距離が合っていません。

5R)

モリソンが少しプレッシャーを強めてきた感じです。左ジャブがブランダムの顎を再三とらえます。右もようやくヒットするようになってきました。ブランダムラも必死に応戦しますが、モリソンの堅いガードに阻まれます。2分過ぎにモリソンの右がヒットし、ブランダムラが大きく体勢を崩します。

6R)

上体を小刻みにゆするブランダムラに対し、モリソンはガードを下げてかなり余裕が感じられます。そして、明らかに右ストレートを狙っていますね。ラウンド終盤、左ボディを皮切りに、モリソンが積極的に打って出ます。

7R)

このラウンドはまたモリソンがガードを固めて、プレッシャーを強めてきました。隙を見てブランダムラがステップインしてパンチを放ちますが、いずれもガードの上です。ラウンド終盤はモリソンが接近戦を挑み、もみ合いになったところで、ゴング。

8R)

ラウンド中盤、モリソンが距離を詰め、右をオーバーハンド気味に放ちます。リラックスして、右を打ち込むタイミングを計っている感じです。ラウンド終盤、モリソンが左右の連打でブランダムラを追いつめます。結構強いパンチがヒットしていましたね。

9R)

モリソンが強引に前に出て、右を放ちます。倒しに来ましたね。ブランダムラも必死に応戦しますが、モリソンは右を多用して、ブランダムラを追いつめます。ラウンド中盤は距離を詰めて打ち合います。モリソンの右が結構ヒットしています。お互い疲れてもみ合うシーンが多くなります。しかし、残り30秒、モリソンの右ストレートがカウンター気味にブランダムラの顎を打ち抜き、ダウン。これは効いたでしょう。何とか立ち上がったブランダムラですが、レフリーがカウント途中で試合をストップしました。

さて、モリソンはこれを機に復活してくるでしょうか。

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