ボクシング観戦記(日本人編)

倒し屋バージル・オルティスがベテランを圧倒しパーフェクトレコードをキープ VSマウシリオ・エレラ

バージル・オルティス(アメリカ)VSマウシリオ・エレラ(アメリカ)

S・ライト級10回戦(2019年5月4日)

オルティスは、12戦全勝12KO、21歳。WBO9位。

ここまで、全勝全KOのパーフェクトレコードをキープしている「倒し屋」です。

エレラは、32戦24勝7KO8敗、38歳。

2014年には、WBA世界S・ライト級暫定タイトルを獲得していますが、昨年はサダム・アリに判定負けした一試合のみと、完全にピークを過ぎた感じですね。

力の差が歴然

カネロ・アルバレスVSダニエル・ジェイコブスのアンダーカードに登場したのが、「倒し屋」オルティス。

まず目についたのが、両選手の体つきの違いです。オルティスは現役バリバリの文句ない体格ですが、エレラは張りのないだぶついた体で、見るからに峠を過ぎたボクサーという感じです。もう、試合をやる前から、勝敗が分かりますね。

少し及び腰のエレラに対して、オルティスは左ジャブを突いて慎重に様子を見ています。しかし、ラウンド終盤には少しテンポアップして、豪快な右打ち下ろしを放ちます。どうやらこれを狙っているようです。

2ラウンドに入ると、オルティスが左ジャブを突いて、プレッシャーをかけます。エレラも下がりながら応戦しますが、パワーの差が歴然としていますね。オルティスはディフェンスの勘は良さそうですが、やや力みすぎで、体が硬い感じがします。ラウンド終盤に、オルティスが右ストレートでエレラをぐらつかせ、連打を畳みかけてダウンを奪います。立ってきたエレラは、ゴングに救われます。

3ラウンド開始早々、オルティスが左フックから右ストレートをヒットすると、エレラが2度目のダウン。この右ストレートで完全に失神したエレラに、レフリーはすぐに試合をストップしました。

オルティスのパンチが強いの間違いないでしょうが、真価を問われるのはこれからでしょうね。パーフェクトレコードの結構ですが、そろそろ骨のある相手との対戦を期待したいですね。同じ階級のアーノルド・バルボサに比べると、やや柔軟性に欠ける感じがします。

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