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199.まさかKOするとは思いませんでした
Sフェザー級10回戦(2015年9月22日)
尾川堅一VSデイビ・フリオ・バッサ(コロンビア)
■山中慎介チャンピオンのセミファイナル
スカッと勝ってチャンピオンにつなげる、という役割を期待以上の結果で果たしました。
私は例によって、You Tubeでしか見ていませんので、「講釈師、見てきたような~」速報になってしまいますが、お許しください。
しかも見たのは10ラウンドだけです。
私の予想記事は
↓
■まさかKOするとは
(出典:デーリースポーツ)(これ以上ないタイミングの右ストレートがさく裂)
ネットの記事によると、9回までは一進一退の接戦だったようです。
相手は無敗の世界ランカーですし、アマチュア経験も豊富と聞いています。テクニックで圧倒するのは困難だとは思っていました。
10ラウンドを見る限り、パワーやフィジカル面では尾川に分があったように見えました。
ただ、バッサはサウスポーだったので、これはかなりやりにくかったのでは、と想像出来ます。
常に前に出てプレッシャーをかける尾川に対して、下がりながら左のカウンターから返しの右フックを狙っているバッサ、という構図がどのぐらい続いたのかわかりませんが、10ラウンドに限って言えば、尾川の右ストレートは距離が合ってきてる感じがしました。(まあ結果を知っているから言えるのかもしれませんが)
そして2分過ぎ。尾川が左右の連打でバッサをロープに詰め、下がって逃げるバッサに右ストレートがジャストミート。もう図ったような見事なタイミングの右ストレートで、バッサがばっさり倒れ、レフリーがすぐにストップしました。
尾川の詳細記事 ↓
■さて次は
最終回にKOするとは、スター性抜群ですね。しかもこれで8連続KO勝ちです。
次も世界戦の前座で試合を組みましょう!
今度は山中慎介も神の左でKOするでしょうから、余った時間で放映される可能性は十分ありますよ。
次は日本チャンピオンの内藤と対戦希望とのこと。内藤律樹の父はあの「カシアス内藤」ですから、話題性は十分です。
問題は、内藤が階級を上げた場合です。そうなると仲村正男との王座決定戦になるでしょう。こちらはちょっとインパクトが弱いかな~
私は個人的には金子大樹にもう一度チャンスを!(あの内山高志からダウンを奪ったシーンが忘れられないのですよ)