ようやく3階級制覇?しょーもな! ファン・カルロス・レベコVS井岡一翔

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目次

◆複数階級にこだわるな

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WBA世界フライ級タイトルマッチ:ファン・カルロス・レベコVS井岡一翔

これが2回目のチャレンジになります。これに失敗するとはっきり言って赤信号でしたね。

でもまあ、方法はありますよ。弱い相手と王座決定戦をやるんです。

これを「亀田作戦」といいます。

 

かなりずるいやり方ですけどね~4階級制覇の時に使ってチョー。

私は複数階級制覇にこだわるのはあまり賛成しません。

具志堅さんや山中慎介みたいに同じ階級で、強い相手に、強い勝ち方をする方がボクシングファンは絶対好きなはずです。

3階級制覇は井岡ファミリーの勝手な事情で、ファンを無視しているように思えます。
今回の3階級制覇は、単なる井岡ファミリーの自己満足です。
「つまらない」記録を作るより、面白いボクシングを見せてほしいですね。

◆井岡ってこんなに手数少なかった?

左ジャブ打って、時折右ストレート。確かにヒット率は高いものの、あまりにも手数が少なく、まるで晩年の亀田興毅を見ているような錯覚にとらわれました。

簡単に言うと「つまらないボクシング」でしたね。私の友人のNさんは途中で寝てしまったそうです。山中や内山に比べると地味で退屈な試合でした。

アメリカのジャッジは少ない有効だよりも、手数の多さにポイント与える傾向があります。
この試合を引き分けと採点したジャッジもアメリカ人です。結構多用していたボディブローもアメリカでポイントにあまりつながりません。

日本風の採点をすると、最低でも3ポイント前後は井岡が優っていたでしょうが、パンチ数ははるかにレベコの方が多かったですから、アメリカで試合をしていたら、負けていたかもしれません。

最近WOWOWでみた亀海喜寛も、同じようなボクシングをしていました。五分五分の試合のように見えましたが、大差の判定負けでした。

◆井上尚弥に大きく水をあけられた

井岡のパンチ力では一発で倒すことは無理です。残念ながらフライ級の一流選手には通用しませんね。彼の場合、大事なのはコンビネーションブローです。

今回の試合では全く見られませんでした。すべて単発。見ていて歯がゆくなるくらい連打が出ませんでした。ボクシングファンにはストレスのたまる試合でしたね。

レベコも「自分が試合を支配していた」と再戦を熱望しています。まあレベコも大した選手ではないですね。井上尚弥なら秒殺でしょう。

もっとパンチが錯綜するスリリングな試合が見たかったですね。
井上選手の試合は目が離せませんでした。わくわくするボクシングです。

◆安全運転の退屈な試合はもうええで

長谷川穂積なんか、ファンが「もうええ」言うてんのに打ち合いますからね。ああいうカウンター覚悟の打ち合いも時には必要です。

同じ日に防衛した高山勝成なんか、相手のカウンターをもろともせず打ち込んでいました。

井岡にもああいう勇気がほしいですね。

 

ファンが見たいのは記録を作る試合ではなく、わくわくするような面白いボクシングです。
井岡の今回のボクシングには全く魅力を感じませんでした。
とても楽しみにしていただけにショックが大きですよ。マッタク~。

◆解説者変えて!

鬼塚さんと内藤さんの解説では、しょうーもないボクシングがさらに面白くなくなります。

今のパンチの効果は? ペースはどっちが? 

とにかく的確な解説が全くでできていないし、盛り上がらないことこの上ない覇気のないしゃべり方。景気づけに、ラウンドの休憩中にドローンでも飛ばしますか?

これなら香川照之さんやくりーむしちゅーの上田晋也さんの方が、はるかに素晴らしい解説をしますよ。絶対盛り上がりますしね。いっそ料理研究家の土井善晴先生にやってもらいますか?

土井善晴の男メシ―家庭料理の巨匠から伝授されたホンモノの“男メシ”の (週刊プレイボーイ特別編集ムック)

「今のパンチ、あれでいいんですよ」

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