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◆他の団体のバンタム級チャンピオンを順番に紹介
8度目の防衛を鮮やかなKOでクリアした山中慎介、「次はビッグマッチを」の声が大きくなっておりますね~。
とりあえずその可能性のありそうな統一戦を視野に入れて、他の団体のバンタム級チャンピオンを順番に紹介しましょう。
◆IBFチャンピオン
ランディ・カバジェロ(アメリカ)22戦22勝13KO。
このチャンピオンは、残念ながら今は負傷中で、日本の岩佐亮佑とリー・ハスキンスで暫定王座決定戦が行われます。岩佐が勝てば、日本タイトルマッチで激戦を演じた山中VS岩佐の再戦が見られるかもしれません。
◆WBOチャンピオン:亀田和毅 31戦31勝19KO(返上しました)
亀田和毅 ウィキペディアより
2015年5月9日、テキサス州ヒダルゴ郡イダルゴのステート・ファーム・アリーナでWBA世界バンタム級王者ジェームス・マクドネルと対戦する予定だが、同年4月21日にWBOがWBA世界バンタム級スーパー王者のファン・カルロス・パヤノがマクドネルより上位の王者として在位していることを理由にマクドネル戦をWBA・WBO世界バンタム級王座統一戦とは認めないと発表、亀田がマクドネル戦を行えばWBO世界バンタム級王座の剥奪もあるとのことなので、亀田がマクドネル戦を回避するなり、WBO世界バンタム級王座を剥奪されてもマクドネルの持つWBA世界バンタム級王座に挑戦するなり、何らかの軌道修正を迫られそうだとのこと。
こちらはややこしくなっています。最新情報によると、亀田はWBOのタイトルを返上したようです。
共通の対戦者であるシュテファーヌ・ジャモエから両者の実力を測ると、スプリットデシジョンでやっとこさ勝った亀田に対し、山中は9回KO勝ち。ジャモエも「はるかに山中が強い」と言っていることから、仮に対戦しても山中に軍配が上がりそうです。
◆WBAス-パーチャンピオン:ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)16戦16勝8KO
WBAチャンピオン:ジェイミー・マクドーネル(イギリス)28戦25勝12KO2敗1分
こちらはもっとひどい話ですね。私はまだ二人ともその試合を見たことがないのですから。
仕方がないので、YouTubuで2試合ほど見ました。
パヤノは2013年にジュンディ・マラオンにKO勝ちしてアンセルモ・モレノへの挑戦権を獲得していますが、この試合、先にダウンをもらい逆転KOで勝利しています。
サウスポーで身体能力は高そうです。左オーバーハンドはあまりスピードがなく威力もなさそうに見えましたが、結局KOしたのはこの左です。しかし相手が頭を下げた時に思いきり打ち下ろしてダメージを与えています。山中がもらうことはなさそうですね。
この試合でもバッティングで負傷していますが、モレノ戦も負傷判定で勝っています。
カットしやすいし、決して打たれ強くなさそうです。
マクドーネルはYouTubuでも見ることができませんでしたが、この相手とやってもビッグマッチにはならないでしょう。それにどうやら、マクドーネルはWBOタイトルを返上した亀田と防衛戦をやるようです。
◆おすすめはサンタ・クルス
一番のおすすめは、WBC世界Sバンタム級チャンピオンのレオ・サンタ・クルスです。
非常に人気のあるチャンピオンですから、アメリカでやって勝てば、一躍脚光を浴びること間違いなしです。
そして、私は二人の戦力を比較すると、絶対山中の方が上だと思います。また、同じ階級の、ギジェルモ・リゴンドーやカール・フランプトンより戦いやすいのは間違いないです。