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ルイス・ネリ(メキシコ)VS山中慎介(帝拳)
WBC世界バンタム級タイトルマッチ(2018年3月1日)
(出典:日本テレビ)
ネリ、今度は体重オーバーをやらかしました。2,3キロもオーバーし、その後再軽量でも1、3キロオーバーで、失格。王座は剥奪されました。
24戦全勝18KO、22歳。
山中は30戦27勝19KO1敗2分け、35歳。WBC1位です。
全盛期の状態にどこまで近づけることが出来るでしょうか。課題はこれだけでしょうね。
この試合は、山中が勝てばもちろん王座を獲得できますが、ネリが勝つか引き分けた場合は、王座は空位になります。
それにしても、ネリはいろいろとやらかしてくれますね。
2,3キロもオーバーしながら、平気で秤に乗る神経が信じられません。
恐らく当日の体重は、山中とは軽く1階級は違うぐらいに上げてくると思います。
IBFと違い、当日の体重制限がないのが残念です。
ネリに減量失敗のダメージはないでしょう。
残念ですが、私には山中が倒されるシーンしか浮かんできません。
試合経過)
この試合は午後7時56分から日本テレビ系列で生中継されます。
自信があるのかどかわかりませんが、山中の表情はいつになく、明るいですね。
ちなみに岩佐亮佑は判定で初防衛に成功しました。勝つことに専念した安全運転で、ちょっともの足りませんでしたね。
1R)
山中が積極的です。意外と動きはいいですね。
ネリは少し動きが悪い感じです。
おっと、ネリが一気に出てきました。
ネリの右ジャブのカウンターで山中がマットに手を突きましたが、レフリーの判断はスリップです。
(結局、この右ジャブのダメージが試合を決定しましたね)
(大きくバランス崩し、グローブがマットにタッチしました)
しかし、ネリはこのチャンスを逃しません。ネリの左フックで、山中がダウンしました!
(ネリの追撃であえなくダウン)
何とか立ってきました。意識はしっかりしているようですが、ダメージは深刻ですね。1分間でどこまで回復するでしょうか。
2R)
スピードのない山中の左に合わせて、ネリが左ストレートのカウンターをヒットし、いきなり、また山中がダウンしました。
(これだけきれいにカウンターを決められては、立っていられません)
ネリが追撃し、右ストレートで山中がこの日3度目のダウン。
(今度は右ストレートが山中の顎をとらえます。)
(必死にレフリーに「OK」をアピールしますが)
ネリの横殴りのパンチであえなく3度目のダウン。もう何が当たっても倒れる状態ですね。レフリーはすぐに試合をストップしました。
(横殴りのパンチでしたが、こうなってはもう何が当たっても倒れる状態です)
やはりパワーの差が出ましたね。でも、これはある意味、反則勝ちですよ。
予想通りの結果でしたが、残念です。
山中選手、お疲れさまでした。