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井上尚弥(大橋)VSアントニオ・二エベス(アメリカ)
WBO世界S・フライ級タイトルマッチ(2017年9月10日)
(出典:WOWOW)
井上は13戦全勝11KO、24歳。これが6度目の防衛戦です。初めての海外での試合、そして念願のアメリカデビュー戦でもあります。
二エベスは20戦17勝9KO1敗2分け、30歳。WBO7位。
戦績からは、それほど危険な相手とは思えませんが、元々バンタム級の選手ですので、フィジカル面では井上に引けを取らないかもしれません。
体幹負けしなければ、早い回で井上の圧巻のKOシーンが見られると思います。
ただ、二エベスはかなり打たれ強そうな感じはしますね。
いや~参りましたね。クアドラスVSエストラーダの試合が11時15分ごろということで、井上の試合はそのあと。クアドラスの試合は間違いなく判定決着でしょうから、井上の試合は12時半ごろかもしれませんね。
ダウンを喫したクアドラスが114-113で判定勝ち。これはないでしょう。
えっ!採点が間違っていたようですよ。勝ったのはエストラーダです。珍しいですね。
試合経過)
やっと始まるようです。
両者リングインです。
井上は調子よさそうですが、お父さんはかなり緊張しています。顔が引きつっています。
1R)
右が軽くヒットしました。井上がプレッシャーをかけます。
ボディブローがいいですね。左ジャブもシャープです。
2R)
二エベスはガードが堅いですね。手数は井上が圧倒しています。特にジャブを多用しています。
井上の右が効いたぞ。二エベスが大きく体勢を崩しました。
(この右ストレートはダメージがあったようです)
おっと、井上が十秒前の合図をゴングと勘違いしました。
3R)
井上が少し強めに出てきましたよ。
二エベスはカタツムリのようにガードを固めます。これだけガードに専念されると井上も攻めにくいです。
4R)
井上、ペースを変え、少し足を使います。そして、後半また攻勢をかけましたが、二エベスはとにかくガードが堅いですね。
5R)
井上、ちょっとてこずっていますね。これだけ守りに徹せられると、なかなか倒すのは難しいですね。
井上の強烈なボディブローがヒット!ついにダウンを奪いました。
(えぐるようなボディブローで、二エベスがプロ初のダウンを喫しました)
6R)
逃げ回る二エベス。完全にボディが効いています。
時折、二エベスも捨て身のカウンターを振ってきます。ガードはしっかりしないと。
それにしても、二エベスはよく逃げますね。井上が追いかけまわします。
アッと、二エベスがこのラウンド終了時点で、ギブアップしました。
これだけ攻め続けられると、さすがに心が折れたようです。
井上、アメリカデビューをTKOで飾りました!
圧勝でしたね。素晴らしい!