ボクシング観戦記(海外編)

全勝強打者対決は何ともあっけない結末 エギディウス・カバラウスカスVSロベルト・アリアザ

エギディウス・カバラウスカス(リトアニア)VSロベルト・アリアザ(ニカラグア)

(出典:WOWOW)

NABF北米・WBOインタコンチネンタルタイトルマッチ(2018年11月16日)

カバラウスカスは、20戦全勝16KO、30歳。WBO2位。

まあ、なんとも長くて言いにくい名前ですね。このブログでは以下「カバラ」と表記しますので、ご容赦ください。

アリアザは、17戦全勝13KO、28歳。WBO8位。

全勝同士で、しかもどちらもパンチ力がありそうです。なんとも魅力的な対戦ですね。地域タイトルが2つかかっていますが、実質的には、WBO世界ウェルター級の挑戦権を争う試合のようです。

カバラの右フックは速くて強い

カバラは、小柄ですがガッチリしており、東欧系ボクサーに多い体型ですね。長身のアリアザが左ジャブを突いてじりじりと前に出ます。カバラはフック系のボクサーのようですね。下がりながらアリアザの打ち終わりを狙っています。

2ラウンドに放った右ボディブローは、かなり強烈なパンチでしたね。そして、相手が接近してから打つ左右のフックは、速くて強そうです。アリアザはそれほどスピードがなく、パワーで押すタイプですね。左ジャブは、ほとんどカバラのディフェンスに阻まれて、ヒットしていません。スキルにかなり差があるようです。

カバラが右目の上をカットしました。どうやらバッティングのようです。解説の浜田さんが「アリアザの頭は堅そうですね」て言ってましたが、そんなこと見た目でわかるのでしょうか。(笑)

カバラの右目カットで一気に勝負

偶然のバッティングによるカットで、お互い3ラウンドに勝負に出たようです。アリアザはポイントを考え、プレッシャーを強めてきました。カバラの出血がひどくなってきたようです。カバラも試合を長引かせるつもりはなさそうで、早めの勝負に出てきた感じがします。

3ラウンド、残り30秒。コーナーに詰まったカバラの左右のパンチがヒットし、アリアザが少し後退します。解説の西岡さんは「今のは効きましたね。アリアザの左のガードが下がりましたから」。そんなことでダメージが分かるのかと思っていたら、実況の高柳さんも同じことを言っていました。

カバラの右フックがヒットし、アリアザがロープに詰まります。そしてまた強烈な右フック。残り10秒の合図と同時に放った、3発目の右フックでアリアザがあっさりダウン。一気に畳みかけた感じで、その間、アリアザは全く反撃できず、とても全勝の強打者とは思えない不甲斐なさでした。しかし、カバラの最後の左アッパーは余計でしたね。

(同じパンチを3発連続でもらうとはちょっと手ごたえがなさすぎです)
(この左アッパーはいただけませんね)
(ダウン後の左アッパーが効いた?)

レフリーがテンカウントを数え、3分ジャスト、カバラウスカスの3RKO勝ちで、2つのタイトルを手にしました。全勝対決でしたが、実力差はかなりあったような気がします。

この勝利でカバラウスカスは、WBOでランクが1位になり、一応テレンス・クロフォードへの挑戦権を獲得しましたが、はたして実現するのでしょうか。ちなみに、WBCでも5位、WBA4位、IBF11位とすべての団体のランキングに名を連ねていますから、いずれチャンスはめぐってくるでしょう。

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