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伊藤雅雪(伴流)VSイフゲニー・チュブラコフ(ロシア)
WBO世界S・フェザー級タイトルマッチ(2018年12月30日)
伊藤は、26戦24勝12KO1敗1分け、27歳。
この日の主役は、アメリカからタイトルを持って帰った伊藤です。
チュブラコフは、20戦全勝10KO、28歳。WBO1位。
伊藤がチュブラコフを捕まえられるか
まずは、体格比較から行きましょうか。身長は、伊藤が174㎝に対し、チュブラコフは、165㎝。9㎝の差があります。伊藤のテクニックは一級品ですが、スピードはそれほどあるとは思えません。しかし、この小さな標的を捕まえられれば、KOチャンスもあるかもしれませんよ。
共通の対戦相手は、アーニー・サンチェス。伊藤は、2016年7月にOBPFの防衛戦で11RTKOで勝っています。チュブラコフは、2018年7月に明確な判定で勝利。チュブラコフのパンチ力はそれほど危険性はなさそうです。
19戦目の試合のビデオを見ましたが、それほどスピードがあるようには思えませんし、やや変則的なガチャガチャしたボクシングをしますね。やりにくそうな感じですが、油断しなければ、無難に判定で防衛できると思います。
タサーナ・サラパット(タイ)VS井上拓真(大橋)
WBC世界バンタム級暫定王座決定戦(2018年12月30日)
サラパットは、48戦全勝33KO、25歳。WBC2位。
井上は、12戦全勝3KO、23歳。WBC5位。
サラパットのお手並み拝見です
とにかくサラパットの戦績がすごいですね。25歳で48戦全勝。しかし、その対戦相手に「わしボク」が知っている選手は見当たりません。長く、WBCユースタイトルを保持し、14回も防衛しているので、WBCのランキングだけが上昇したのでしょう。
ペッチ・CPフレッシュマートというリングネームで、長らく戦っていたようです。とにかく、正体不明でが、ビデオを見た感じでは、予想外にスタイリッシュなサウスポーです。身長も不明ですが、ビデオを見た感じは、井上より背が高いように見えました。10連続KO中ということですが、相手のレベルがこれまた不明です。
井上が自分の距離をキープ出来れば、あっさり判定で勝つでしょうが、正体不明のペースに巻き込まれると、厄介なことなるかもしれません。
拳四朗(BMB)VSサウル・ファレス(メキシコ)
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(2018年12月30日)
拳四朗は、14戦全勝8KO、26歳。
ファレスは、34戦24勝13KO8敗2分け、28歳。WBC8位。
力量差が歴然
この試合が生中継されないのは、とても残念ですね。今回が5度目の防衛戦となる日本軽量級のトップ選手ですから。
ファレスは直近5戦が1勝3敗1分け。打たれ強い感じですが、拳四朗の相手としては、力不足ですね。中盤までには倒すと思いますよ。