目次
WBO世界フライ級タイトルマッチ(2025年3月13日)
アンソニー・オラスクアガ(アメリカ)VS京口紘人(ワタナベ)
両選手のプロフィール
アンソニー・オラスクアガ(アメリカ)WBOフライ級王者
9戦8勝6KO1敗、26歳 オーソドックス
身長 163センチ リーチ 175センチ
オラスクアガは2023年4月に寺地拳四朗に挑戦し、9RTKO負けしたものの、大健闘しました。同年9月に中谷潤人に挑戦したことのあるジーメル・マグラモと対戦しTKO勝ちしています。そして2024年7月、加納陸と王座決定戦を行い3RKO勝ちでタイトルを獲得しました。2024年10月の初防衛戦は1R偶然のバッティングでノーコンテストとなりましたが、ドクターが試合続行可能としていたにもかかわらず、ジョナサン・ゴンザレスが続行を拒否したため、オラスクアガのTKO勝ちと訂正されました。
京口紘人(ワタナベ)WBOフライ級14位
21戦19勝12KO2敗、31歳 オーソドックス
身長162cm リーチ 163cm
2018年12月にヘッキー・ブトラーにTKO勝ちして、WBA世界ライトフライ級タイトルを獲得し、2階級制覇を達成しました。2021年3月に3度目の防衛に成功してから、1年3か月のブランクを経て、2022年6月にアメリカでエステバン・ベルムデスに8RTKO勝ちで4度目の防衛に成功しました。しかし、2022年11月、寺地拳四朗との王座統一戦で7RTKO負けを喫し、王座を失いました。2023年5月にフライ級へ階級を上げましたが、精彩を欠く試合が続いています。
試合展開
2ラウンドからボディの打ち合いになり、3ラウンドはオラスクアガの攻めが雑になってきました。オラスクアガはこんな選手でしたか?
中盤は、ほぼ互角の打ち合いだったように見えました。しかし、11ラウンドに前に出た京口にオラスクアガのカウンターがヒットし、京口がダウンしました。ダメージはなさそうでしたが、2ポイントは痛いですね。