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OPBF・日本ライトフライ級王座決定戦(2025年8月3日)
井上彪(六島)VS谷口将隆(ワタナベ)
両選手のプロフィール
谷口将隆(ワタナベ)日本2位・OPBF2位・WBC15位・IBF7位
24戦19勝13KO5敗、31歳 サウスポー
身長 162cm リーチ 164cm
2019年2月にWBOミニマム級王者のビック・サラダールに挑戦し、判定負けでタイトル獲得に失敗しました。2021年12月にウィルフレド・メンデスにTKOk値して、WBOミニマム級タイトルを獲得し、1度防衛後2023年1月、メルビン・ジェルサレムにTKO負けして王座陥落。2024年12月にOPBFライトフライ級王者のタノンサック・シムシーに判定負けして、一度は引退を口にしましたが、現役続行。
井上彪(六島)日本1位・OPBF7位
6戦4勝2KO1敗1分け、26歳 オーソドックス
身長 165cm
6戦4勝2KO1敗1分け、26歳 オーソドックス
高校2冠で近大へ進学し、大阪府警に奉職しましたが、1年半で退職しプロデビュー。
試合展開
井上はサウスポーは全く苦にした様子はありませんね。序盤からお互い激しい打ち合いで始まり、1ラウンド終盤に谷口の左フックで、井上が大きく腰を落としました。
その後も効果的なパンチを決め互角の打ち合いが続きます。谷口のくるっと回って体を入れ替えるステップは絶妙でしたね。4ラウンド終わっての公開採点では1-0(39-37、38-38、38-38)でほぼ互角の採点でした。
しかし、5ラウンドに谷口の左ストレートのカウンターで井上がダウン。タイミング抜群の強烈なパンチでしたね。井上は何とか立とうとあがきますが、身体が言うことを聞きません。そして、レフリーが試合をストップし、谷口が5ラウンドKOで、ダブルタイトルを手に入れました。
谷口はライトフライ級でパンチ力がアップしましたね。今年中に世界戦の声がかかるかもしれません。