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アンソニー・ジョシュア(イギリス)VSジョセフ・パーカー(ニュージーランド)
WBA・IBF・WBO統一ヘビー級タイトルマッチ(2018年4月1日)
(出典:WOWOW)
いや~こんなに朝早いボクシング中継は記憶にありません。
5時半ですよ。イギリスは一体、何時なんでしょうね。
ジョシュアはWBAのスーパー王者で、IBFのタイトルも持っています。
20戦全勝20のパーフェクトレコード。28歳、身長198㎝。
パーカーはWBOのヘビー級王者です。
24戦全勝18KO、26歳。身長は193㎝です。
ジョシュアのスタミナ、打たれ強さが試される一戦となりそうです。
試合経過)
それにしても、ものすごい大観衆ですね。7万8千人だそうです。
1R)
背の低いパーカーがやや前にでます。
ポペトキンの試合より、スピード感があります。
左ジャブの突き合いです。
ジョシュアがプレッシャーをかけ、パーカーが下がります。
お互いかなり慎重なスタートです。
パーカーのパンチが届きません。
2R)
パーカーはなかなか距離を詰められません。
そして、またジョシュアがプレッシャーをかけて、パーカーが下がります。
ジョシュア、この回も慎重ですね。
スピードはパーカーの方がありそうです。
3R)
ジョシュアがプレッシャーをかけてパーカーを追い詰めます。
左ジャブが長いですね。パーカーのパンチが届きません。
(この左ジャブが試合を支配しました)
すこし、この回はジョシュアがやや強めに出てきました。
パーカーのディフェンス勘はいいですね。
4R)
ジョシュアのボディにパーカーが左を合わます。結構速いパンチです。
相変わらずジョシュアがプレッシャーをかけ、パーカーが下がりながら左を放ちます。
ジョシュアの右にあまりスピード感がありません。
5R)
ジョシュアがパーカーを追います。
パーカーが連打で反撃します。
パーカーの右ストレートがヒットしました。
スピードではパーカーが上です。ジョシュアの右はスピードがありません。
6R)
序盤、お互いエキサイトして打ち合います。
パーカーの動きがいいですね。
この回のパーカーは積極的です。
どうもジョシュアの右は湿っていますね。
7R)
パーカーは、ジョシュアの右は見切っている感じがします。
ジョシュアはプレッシャーをかけますが、パーカーの動きが速くて、なかなか捕まえられません。
(ジョシュアの右はパーカーのヘッドスリップでかわされます)
距離はジョシュアですが、完全にペースを握ってはいません。
8R)
ジョシュアの左ジャブはいいですね。
しかし、ジョシュアはパーカーの左が速いので、なかなか右ストレートを打てないような気がします。
ジョシュアが後半、少しプレッシャーを強めました。
9R)
ジョシュアが行きます。予告KOラウンドです。
ジョシュアの左はいいですが、右がなかなかヒットしません。
パーカーが時折、突っ込みますが、ジョシュアはこれをステップバックでさばきます。
どうやら、ジョシュア、初めての判定決着になりそうな雰囲気です。
10R)
ジョシュアが少し強めに出てきました。
左ジャブをストレートのように打ち込みます。
(ジョシュアの左ジャブはストレートのような威力があります)
右ストレートを狙っていますが、パーカーのディフェンスがいいですね。
11R)
ジョシュアはジャブを突いて距離を取り、倒すのは諦めたような感じです。
このままではパーカーは負けますよ。何とかしたが、なかなか突破口がありません。
12R)
左の付き合いではジョシュアに軍配が上がります。
もう、パーカーはKOを狙うしか勝ち目はないでしょう。
ジョシュアの右は最後まで不発に終わり、試合が終了しました。
お互い、思うようなボクシングが出来ず、不完全燃焼の試合だったような感じです。
とうとう判定決着になってしまいました。
判定は3-0(118-110,118-110,119-109)でジョシュアが3本のベルトを手にしました。
さあ、次はデオンテイ・ワイルダーですね。
私は、ワイルダーが勝つような気がします。