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アレクサンデル・ポペトキン(ロシア)VSデビッド・プライス(イギリス)
WBAインターコンチネンタル・WBOインターナショナルヘビー級タイトルマッチ(2018年4月1日)
(出典:WOWOW)
ジョシュアVSパーカーのアンダーカードとして行われます。
ポペトキンは34戦33勝23KO1敗、38歳。身長は188㎝。
1敗は2013年、ウラジミール・クリチコに判定負けしたものです。
プライスは26戦22勝18KO4敗、34歳。身長が203㎝あり、ポペトキンとの差が15㎝あります。
元イギリスヘビー級チャンピオンです。
試合経過)
1R)
やはり体格差がすごいですね。
ポペトキンは、距離を測っている感じです。なかなか遠いですね。
2R)
ポペトキンが少しずつ距離を詰めています。
プライスの動きにスピード感はありません。
ボディから上へ打っていくポペトキンに対し、プライスも長いジャブを打ってきます。
3R)
ポペトキンが少し積極的に攻めていきます。
ポペトキンの左フックが、プライスの顎にヒット。プライスがダウンしました。
(プライスが警戒していたポペトキンの左フックがヒット)
(それほどダメージはなさそうです)
4敗すべてKO負だけに、打たれ強くはないでしょうね。
プライスは左目をカットしています。
今度はプライスの左フックがカウンターでヒットし、ポペトキンが大きく体勢を崩し、ロープに飛ばされました。
(プライスの左フックがカウンターでヒットし、ポペトキンがコーナーに飛ばされました)
レフリーはダウンを取りました。
4R)
ポペトキンがプレッシャーをかけて距離を詰めます。
手数はポペトキンの方が多いですね。
プライスは左のカウンターを狙っています。
ポペトキンの動きがあまりよくないですね。
5R)
ポペトキンはダメージが残っているのか、踏み込みにスピードがありません。
長い距離に苦労しています。
クリンチの後、試合が再開されて、いきなりポペトキンの右フックがヒットし、プライスの動きが止まったところへ、返しの左フックがまともにプライスの顎をとらえました。
(最初の右が完全に効いていましたね。プライスは左のフックは全く無防備でもらっています)
プライスがダウンしました。これは立てないでしょう!
(プライスは完全に失神)
レフリーがストップしました。
ポペトキンが5R、TKOで防衛に成功しました。
プライスのダメージはかなり深刻ですね。まだ、立ち上がれません。
フィニッシュブローの左フックは、全く無防備のプライスの顎を打ち抜く豪快なパンチでした。このパンチがなくても、右フックだけでダウンしていたような感じです。
ポペトキンはWBAとWBOで1位ランクにされています。
ジョシュアVSパーカーの勝者には、ワイルダーが待っていますが、ポペトキンはその次を狙っているでしょうね。