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比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)VSモイセス・フェンテス(メキシコ)
WBC世界フライ級タイトルマッチ(2018年2月4日)
(出典:ボクシングマガジン)
(出典:フジテレビ)
比嘉はこれが2度目の防衛戦です。そして、沖縄での凱旋しとなります。
しかし、過去、会長の具志堅用高さんを最後に、沖縄での世界戦は3戦3敗と、日本人がいずれも苦杯をなめています。
比嘉は、14戦全勝14KO、22歳。パーフェクトレコードホルダーです。
フェンテスは、WBC9位。30戦25勝14KO4敗1分け、30歳。
2016年の大晦日、田中恒成とのWBOライトフライ級王座決定戦で、5RTKOを喫しています。
その後、フライ級に階級を上げ、1勝(1KO)1敗。同じ相手と2度戦い、最初は判定負け、再戦ではTKOで雪辱しているものの、なんとその時のウエイトはS・バンタム級でした。
とりあえず、前日計量では両選手とも1回でパスしています。
問題は、減量に相当苦しんでいた比嘉の仕上がり具合ですね。体調さえ万全なら、37年ぶりの沖縄での世界戦で、初勝利をあげることが出来るでしょう。
試合経過)
リング上、 何となくフェンテスが自信ありそうで、嫌な感じがいします。
それにしてもメキシコ国歌は長いですね。
比嘉はかなり緊張していますよ。
1R)
比嘉の動きはいいですね。
左ボディがいいです。
おっと、いきなりフェンテスの右オーバーハンドが比嘉をとらえました。
(かなり強いパンチでしたが、比嘉は顔色一つ変えません)
恐いパンチですね。フェンテス、なかなか好戦的に攻めてきます。
比嘉の打ち終わりを狙っているようです。
フェンテスのボディブローもかなりパワーがあります。
(フェンテスのボディブローはなかなかパワフルです)
比嘉の右がカウンターでヒットしました。フェンテスが大きくぐらつきました。かなりダメージがありそうですよ。
(この右カウンターはかなりダメージがありました)
比嘉がロープに詰めて連打します。
左ボディがわき腹にヒットし、さらに左のアッパーでフェンテスがコーナーに詰まります。そしてまた右ボディストレートがヒット!
(左ボディから左アッパーでフェンテスの上体を起こし、右ストレートをボディに叩き込みます)
フェンテスがダウンしました。
カウント8、でなんとか立ってきましたが、レフリーがストップしました!
何と、1ラウンドKO勝ちです。
37年ぶりに、ついに沖縄での世界戦に勝利をもたらしました。
そして15連続KO勝ちです。浜田剛史さんのレコードに並びました。
しかも、デビューからすべてKOです。すごい男ですね。
これでは、井岡一翔も逃げますね~。