メダリスト2人が揃ってKO勝ち  ロブソン・コンセイサオ(リオ金メダル)&マイケル・コンラン(ロンドン銅メダル)

[pc][/pc] [mobile]
[/mobile]

目次

ロブソン・コンセイサオ(ブラジル)VSカルロス・オソリオ(ニカラグア)

S・フェザー級8回戦(2017年10月14日)

f:id:stonemeintothegroove:20171115114657j:plainf:id:stonemeintothegroove:20171115114712j:plain

(出典:WOWOW)

コンセイサオは4戦全勝3KO、リオオリンピックのライト級金メダリストです。

長身でしなるようなパンチで相手を倒します。

オソリオは21戦13勝5KO7敗1分け。ニカラグアの中堅選手です。

 

コンセイサオの左ジャブは長いですね。左右のボディブローも威力十分です。

背の低いオソリオは、接近して、距離をつぶす作戦です。結構負けずに打ち返しています。

それにしても、コンセイサオは独特の打ち方をします。右ストレートは突き刺すような感じです。

連打の回転はそこそこ速いと思いますが、パンチは決して速くはないですね。

 

3ラウンドに入ると、コンセイサオが少し強めにパンチをヒットし出します。

手数も増えてきました。

前半のコンセイサオの攻撃を凌ぐと、オソリオも負けじと打ち返してきます。

コンセイサオの攻撃は少し雑な感じがします。

この回、後半は軽く流して、オソリオのパンチを捌きます。

 

さあ、次の回で決めるかな、と思ったら、オソリオが右肩の異常をうったえ、あっさりギブアップしてしまいました。

あっけない結末です。

 

マイケル・コンラン(アイルランド)VSケニー・グスマン(アメリカ)

フェザー級6回戦(2017年10月14日)

f:id:stonemeintothegroove:20171115121536j:plainf:id:stonemeintothegroove:20171115121545j:plain

(出典:WOWOW)

コンランは3戦全勝3KOのハードヒッターです。

ロンドンオリンピックのフライ級銅メダリストです。リオオリンピックでは、バンタム級で戦い、残念ながらベスト8にとどまっています。

ケニー・グスマンも3戦全勝1KO。

コンランは均整の取れた、がっしりした体つきをしています。

 

コンランは右構えですが、1ラウンド途中からサウスポーにスイッチしました。

サウスポーだとややガードが甘くなりますね。

2ラウンドに入ると、早くもコンランの右ストレートカウンターのタイミングがあってきました。

そしてややコンランの一歩的な展開になってきたところへ、コンランの右フックがカウンターでヒットし、グスマンが仰向けにダウンしました。

f:id:stonemeintothegroove:20171115121727j:plainf:id:stonemeintothegroove:20171115121739j:plain

(絶妙のタイミングで右フックカウンターがグスマンの顎をとらえます)

 

f:id:stonemeintothegroove:20171115121917j:plainf:id:stonemeintothegroove:20171115121931j:plain

(反対の角度から)

これは立てない!と思いました。辛うじて立ってきたグスマンでしたが、レフリーがカウント8でストップしました。

 

解説の西岡利晃さんが「この選手は世界チャンピオン候補ですね」と明言。

まあ、世界を獲れるかどうかはわかりませんが、この日の出来だけで判断すると、素質か金メダリストのコンセイサオより、銅メダルのコンランの方が上に見えました。

タイトルとURLをコピーしました