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東日本新人王決勝 2017年11月3日
12階級中、7試合がKO決着となり、なかなか白熱した大会でした。
各階級の結果は以下の通りです。
ミニマム級決勝戦 4回戦
赤羽根烈(宇都宮金田)(棄権)和田優麻(REBOOT)
ライトフライ級決勝戦 4回戦
佐藤剛(角海老宝石)(4R 判定2-1)亀山大輝(ワタナベ)
フライ級決勝戦 4回戦(技能賞)
薮崎賢人(セレス)(1R TKO)荒川竜平(中野サイトウ)
スーパーフライ級決勝戦 5回戦
今川未来(木更津GB)(5R 判定3-0)住田愛斗(角海老宝石)
バンタム級決勝戦 4回戦
富施郁哉(ワタナベ)(4R 判定3-0)池上渉(郡山)
スーパーバンタム級決勝戦 4回戦(MVP)
飯見嵐(ワタナベ)(1R KO)濱田力(本多)
フェザー級決勝戦 5回戦
佐々木蓮(ワタナベ)(4R KO)清田亨(大橋)田力(本多)
スーパーフェザー級決勝戦 5回戦(敢闘賞)
ジロリアン陸(フラッシュ赤羽)(3R KO)今井健裕(ワールドスポーツ)
ライト級決勝戦 5回戦
有岡康輔(三追)(5R TKO)内藤未来(E&Jカシアス)
スーパーライト級決勝戦 4回戦
木原宗孝(帝拳)(3R TKO)土田佑一(札幌協栄)
ウェルター級決勝戦 4回戦
重田裕紀(ワタナベ)(4R 判定3-0)江黒央(K&W)
ミドル級決勝戦 4回戦
加藤収ニ(中野サイトウ)(3R TKO)優しんご(宇都宮金田)
MVP 飯見嵐(ワタナベ)VS濱田力(本多)
(スーパーバンタム級4回戦)
(出典:日テレG+)
飯見は3戦全勝3KO、21歳。
濱田は7戦全勝6KO、21歳。
全勝のハードパンチャー同士。注目の一戦です。
背の低い飯見は、上体をゆすって前に出ます。頭が低いので、濱田は少しやりにくそうです。
そして2分過ぎ。飯見の右フックが濱田の顎をとらえました。
(豪快な一発でした。)
(見事に濱田の顎を打ち抜きました)
何とか立ってきたましたが、足元のふらつく濱田をみってレフリーがストップしました。
技能賞 薮崎賢人(セレス)VS荒川竜平(中野サイトウ)
(フライ級4回戦)
(出典:日テレG+)
薮崎は5戦3勝2KO1敗1分け、20歳。
荒川は5戦4勝2KO1分け、28歳。
サウスポー同士の対戦です。
決勝まで勝ち上がってきた選手はやはりサウスポーが多いですね。
キャリアの浅い4回戦では、間違いなくサウスポーが有利です。
試合が始まってすぐ、薮崎の右フックがヒットし、早くもダウンを奪います。
(薮崎の右フックで荒川が1回目のダウン)
薮崎のパンチはパワーがありますね。
立ってきた荒川に薮崎が襲い掛かります。薮崎は当て勘もいいですね。
今度は右からの返しの左フック。荒川も同時に右フックを放っており、この薮崎の左フックがカウンターでヒットした形です。
(薮崎は左も強い。荒川の右フックに合わせたカウンター)
これはかなりダメージがありました。
何とか立ってきましたが、薮崎の連打にさらされ、レフリーがすぐにストップしました。
(薮崎が連打で畳みかけるとレフリーが割って入りました)
敢闘賞 ジロリアン陸(フラッシュ赤羽)VS今井健裕(ワールドスポーツ)
(S・フェザー級5回戦)
(出典:日テレG+)
ジロリアンは8戦7勝7KO1敗、29歳。唯一の1敗はデビュー戦でタレントのロバート山本さんに喫したものです。
この日は、ロバートさんも会場に来ていました。
前に出てプレッシャーをかけるのが今井で、ジロリアンは下がりながらパンチをヒットします。
今井は前に出るものの、あまり手が出ません。先にジロリアンのパンチが先にヒットします。手数はフットワークを使うジロリアンの方が上です。
ジロリアンはボディブローが上手いですね。
そして、3ラウンド。お互いが右フックを放ちましたが、ジロリアンの右が先にヒットし、今井がダウンします。
(ジロリアンの右フックが今井の顎をとらえダウンを奪います)
立ってきた今井に対して、ジロリアンが連打を浴びせますが、効果的なパンチがなく、打ち疲れたジロリアンに、今井が反撃。一転してジロリアンがピンチに陥りました。
しかし、ラウンド終盤に放った左フックが今井の顎をとらえ、またもや今井がダウン。
これは見た目にもダメージが深刻で、レフリーがカウント途中でストップしました。
(ジロリアンは左の方が強いですね)
全日本決勝は、西軍のMVP、噂の森武蔵が相手です。楽しみですね。