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田口良一(ワタナベ)VSミラン・メリンド(フィリピン)
WBA・IBF世界ライトフライ級統一戦(2017年12月31日)
(出典:TBS)
田口は30戦26勝12KO2敗2分け、31歳。WBA王者。
メリンドは39戦37勝13KO2敗、29歳。IBF王者。
身長は田口が約10㎝上回りますし、リーチも6㎝長い。
前半は離れて戦い、なんとかメリンドのスタミナを奪うことが出来れば、後半勝負で判定勝ちもあり得るでしょう。
とにかく、田口にとっては過去最大の難敵であることは間違いないと思います。
試合経過)
メリンドは怖い顔をしてますね。
顔だけならメリンドの圧勝です。
1R)
ジャブの付き合いです。
メリンドがかなり強い左のパンチをヒットして、ゴング。
2R)
メリンドの左は強そうですね。
田口が前に出ます。手数も増えてきました。
3R)
この回も田口が前に出ます。
田口はよく左ジャブが出けています。
特に、田口の左ボディがいいですね。
(田口の左ボディがメリンドのわき腹をとらえる)
メリンドがバッティングでカットしました。
4R)
メリンドが出てきました。
しかし、田口も手数では負けていません。
田口のパンチが結構ヒットしていますね。
ここまでは田口のうまさが光っています。
5R)
メリンドが接近戦でボディ攻撃。かなり強く出てきました。
メリンドがまたバッティングでカットしました。
しかし、田口も負けずに応戦します。
メリンドの右ストレートがヒットしてゴング。
6R)
メリンドのプレッシャーに田口もうまく応戦しています。
距離の取り方が上手いですね。
田口が左ボディを少し強めにヒット。
7R)
また、田口が前に出ます。
手数は田口の方がまだ上です。ヒットの数も上回っています。
しかし、メリンドサイドは2ポイントリードと読んでいるようです。
8R)
メリンドは少し焦ってきているようですね。
メリンドはかなり田口のパンチをもらうようになってきました。
田口の右が結構ヒットします。
(後半、田口の右が結構ヒットし出します)
9R)
完全に田口のペースですね。
ようやくメリンドに疲れが見えて来ました。
田口も左の頭をカットしました。
メリンドが強引に打ってきます。
田口の出血がひどいですね。
10R)
メリンドが出てきました。田口も応戦します。
接近戦での打ち合いです。
田口のボディブローが効いている感じです。
終盤、田口のパンチがかなりヒットしました。
11R)
消耗戦です。ボディの打ち合いです。
ゴーサインが出た田口。しかし、メリンドも必死で応戦してきます。
終盤、田口のパンチがかなりヒットしました。
(疲れの見えるメリンドは、田口の左をかなりまともにもらうようになってきました)
12R)
田口が右ストレートを狙っています。
右アッパーがヒット。田口が倒しに行きます。
しかし、メリンドもしぶといですね。ゴング間際に田口がラッシュします。
田口が、5~6ポイント差で勝ったと思いますが、どうでしょう。
116-112、117-111、117-111の3=0で、田口が王座を統一しました。