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ジェシー・バルガス(アメリカ)VSマニー・パッキャオ(フィリピン)
WBO世界ウェルター級タイトルマッチ(2016年11月6日)
(出典:WOWOW)
ジェシー・バルガスは28戦27勝10KO1敗、27歳。
マニー・パッキャオは66戦58勝38KO6敗2分け、37歳。
二人の紹介は ↓
試合経過
1R)
まだお互い様子見です。パッキャオは飛び込むタイミングを探っています。
バルガスは右のカウンターを狙っています。
2R)
バルガスが積極的にでます。お互いタイミングの探り合いです。
パッキャオの左ストレートでバルガスがダウン。タイミングで倒れた感じで、ダメージはなさそうです。
3R)
パッキャオが左を狙っています。パッキャオの動きが激しくなってきました。バルガスが押され気味。負けまいとするバルガスに力みが感じられます。
4R)
バルガスの方が発汗が多いのが気になります。
パッキャオがペースを握っている感じです。
お互いにいいパンチを決めますが、いかんせん単発です。
5R)
今日のバルガスは少し力が入りすぎです。それにしてもお互い手数が少ないですね。
クリーンヒットも少ないですが、パッキャオの方が、力を抜いて戦っている感じがします。
6R)
パッキャオの動きにバルガスがついていけないようです。バルガスのパンチがなかなか当たりません。飛び込んでのパッキャオのパンチが時折ヒットしますが、相変わらず単発です。
7R)
スピードは完全にパッキャオが上です。この回はパッキャオがスピードを生かして、クリーンヒットが多くなってきました。
バルガスのパンチはほとんど届きません。ペースは完全にパッキャオですが、手数が少ないので圧倒している感じはありません。
8R)
どうもかみ合わないですね、この二人。久しぶりにバルガスの右がヒットしましたが、
パッキャオの左ストレートもヒット。バルガスが眉間をカットしました。
9R)
緊迫感のない退屈な展開です。
パッキャオの方が、少ないながらもヒット数では上回ります。バルガスはホントにクリーンヒットが少ないです。
10R)
パッキャオの動きは衰えません。バルガスも必死に打ち返すが、いかんせんクリーンヒットしません。パンチの回転がパッキャオの方が速いので、バルガスが打ち急ぐせいもあるのでしょう。
11R)
バルガスがやや鈍った感じがします。パッキャオが攻勢に出ます。パッキャオの動きは相変わらず速いですね。しかし、決して無理をしません。
12R)
やっぱりここまで来ましたね。2回のダウン以外、ほとんど盛り上がりのない試合です。
バルガスが前に出ますが、逆にパッキャオのパンチを肥大します。スピードの差ですね。
そして、試合終了のゴング。
恐らくパッキャオの大差の判定勝ちでしょうね。
3-0でパッキャオが判定勝ち。
(114-113、118-109、118-109)
しかし、114-113はないでしょう。バルガスは、ほとんどいいとことがありませんでした。しかし、パッキャオのボクシングも退屈です。見事な安全運転でした。
もう、ホントに引退してください。