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ジョニー・ゴンザレス(メキシコ)VSジェシー・ロサレス(フィリピン)
WBC中南米S・フェザー級タイトルマッチ(2017年7月22日)
(出典:WOWOW)
ジョニゴンはまだ現役でやっていたんですね。しかもWBC5位にランクしていて、どうやらミゲール・ベルチェルトのタイトルを狙っているようですよ。
73戦63勝53KO10敗、35歳。現在5連勝、4連続KO中というから驚きです。
メキシコで、西岡利晃さんに左一発で倒されたのが、なんと8年前。来日して長谷川穂積さんにTKO勝ちしたのが6年前です。
ロサレスは22戦21勝9KO1分け、25歳。フィリピン期待のホープです。
なぜ、フィリピンの選手が中南米タイトルに挑戦できるのかは不明です。
ジョニゴンは大きく見えますね
ジョニゴンは169㎝、対するロサレスは172㎝ありますが、明らかにジョニゴンの方が大きく見えます。リーチが長いからそう見えるのでしょうね。
初回のジョニゴンの動きはいいですね。相変わらず左ジャブがよく出ます。
ロサレスは少し硬い感じです。ガードを高くしてジョニゴンの強打をかなり警戒しています。
2ラウンドに距離を掌握
2ラウンドに入ると、ジョニゴンの左ジャブが増えてきました。
少しずつ距離をつかんできた感じですね。ジョニゴンの鉄則は先手必勝。
2分過ぎに大きなモーションの左フックが、ロサレスの顎をとらえました。
相手にのまれたように、動きが硬いままのロサレスは、何もしないうちに早くもダウンを喫しました。ジョニゴンのパンチの強さは衰えていません。
(大外から飛んできた左フックはロサレスの想定外だったのでしょう)
ロサレスはそれほどまだダメージはなさそうですが、一発で倒されたショックは大きいでしょうね。同時に、ジョニゴンのパンチの強さも実感したでしょう。
ガードを固めたロサレス。しかし、ジョニゴンは一枚上手です。今度は下。
ジョニゴンの必殺のボディブローが、ロサレスの高いガードの隙間をえぐるようにヒットしました。
ロサレスは苦悶の表情を浮かべダウンしました。これは立てないでしょう。
(このボディブローをもらったら、たとえ「ベルチェルト」でも立っていられないでしょう)
レフリーがカウント10まで数え、ジョニゴンのKO勝ちです。
勝つときのジョニゴンはホントに強いですね。負けるときとのもろさが別人のようです。
この勝利でさらにランクが上がる可能性もあります。
さすがに世界は、これが最後のチャンスでしょう。このチャンスを何とかものにしてほしいと思います。ジョニゴン頑張れ!