ロマゴン、ゴロフキンのアンダーカードに登場した身長180㎝のライト級新星 ライアン・マーティンVSブライアント・クルス

[pc][/pc] [mobile]
[/mobile]

目次

ライアン・マーティン(アメリカ) TKO ブライアント・クルス(アメリカ)

WBC米大陸ライト級タイトルマッチ(2017年3月19日)

f:id:stonemeintothegroove:20170321105959j:plainf:id:stonemeintothegroove:20170321110007j:plain

(出典:WOWOW)

ライト級で長身といえば、まず思いつくのがIBF王者のロバート・イースターですね。

 

www.boxing-blog.com

 ライアン・マーティンは身長180㎝の24歳。

17戦全勝10KOのホープです。

対するブライアン・クルスも18戦17勝8KO1敗と好成績を残しています。

ホープ対決と言えるでしょうね。

しかし、この二人、リング上で対峙すると、確実に1階級は違うように見えます。

f:id:stonemeintothegroove:20170321110606j:plain

(身長差10㎝)

 

力の差が歴然

マーティンは身長を生かしたスタイリッシュなボクシングをします。

左ジャブは長くて速い。この左の使い方はうまいですね。

しかも、前に出てプレッシャーをかけます。接近するとコンパクトにパンチをヒットし、相手のカウンターをシャットアウトしています。

 

4ラウンドからはもう一方的で、同じホープでもその実力差は歴然としています。

クルスは全くなすすべなしです。

5回に入ると、マーティンは強いパンチを連打で浴びせます。

ストップかな?と思う場面が何度もありましたが、マーティンのパンチに今一つ威力がありません。

当て勘は抜群にいいのですが、残念ながら左右ともナックルがきちっと当たっていません。握りが甘いような気がします。

 

しかし、8ラウンドにマーティンが連打で畳みかけると、さすがにこの一方的な展開にレフリーが割って入りました。

f:id:stonemeintothegroove:20170321111744j:plainf:id:stonemeintothegroove:20170321111751j:plain

(これだけ一方的になれば、もっと早く止めても良かったと思います)

 

ホープ対決を圧勝したマーティンは、そろそろWBCの15位に顔を出してくるかもしれませんね。

テクニックは一級品ですが、パンチ力に不満が残ります。

しかし、この身長はライト級では大きな武器ですね。

タイトルとURLをコピーしました