友人、ダニエル・ジェイコブスにTKO負け
WBA世界ミドル級タイトルマッチ(2015年12月5日)
ダニエル・ジェイコブス(アメリカ/28歳)VSピーター・クイリン(アメリカ/32歳)
1ラウンド1分25秒TKO
雑な攻撃でピンチを招いた前戦でしたが(ジェイコブス)
クイリンのこの右が決まれば…
(出典:WOWOW)
私がスーパースター候補として挙げていた、アミール・イマムに続いて、クイリンまで負けてしました。
クイリンは最近、体重オーバーや雑なボクシングを見せるなど、不安要素もありましたが、穴の多いジェイコブスには勝つと思っていました。
前回の試合 ↓
1ラウンド開始早々にジェイコブスが右ストレートでダメージを与えると、クイリンは完全に脚にきてしまったようです。
王者がすかさず連打で畳み掛けると、ダウンこそなかったものの、クイリンは反撃できない状態になり、リング上でたたらを踏む挑戦者を見て、レフェリーはたまらず試合を止め、クイリンはまさかの初黒星を喫しました。
ストップが早かったという声もあるようですが、詳細はまたエキサイトマッチを観戦してからご報告します。それにしても、またもショックな敗戦です。
クイリンは今までピンチらしいピンチに遭遇したことがなく、ダメージを被った時の対処の仕方がお粗末だったために、ストップされたような気がします。
意外ともろかったですね。
ところで、私は年齢を完全に勘違いしていました。チャンピオンのジェイコブスが4歳も若かったんですね。
しかし、クイリンはこれで終わることはないでしょう。それにしてもミドル級は層が厚いです。村田はSミドル級で世界を狙った方がいいかもしれません。
これで、ジェイコブスは 31勝(28KO)1敗となり、クイリンは32勝(23KO)1敗1分となりました。
ジェイコブスは、12月19日に行われるアンディ・リー対ビリー・ジョー・サンダースのWBOタイトル戦の勝者との統一戦が、次のターゲットになるようです。
リーは逆転王ですから、仮にジェイコブズがダウンを先に奪った場合、カウンターに気を付けないと、リーはクイリンよりはるかにピンチに強いですからね。
リーVSクイリン ↓