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厳選して3人ご紹介します
第72回東日本新人王決定戦(2015年11月3日)
相手の棄権で自動的に東日本新人王になった選手はよくわかりませんので、もちろんここではご紹介できませんが、フェザー級の萱沼徹平(帝拳)は準決勝でKO勝ちしていますので、全日本でお手並みをは拝見することにしましょう。
異色だったのはミドル級のアルティン・ぺパ選手ですね。37歳、プロテストも32歳ぎりぎりで合格しているそうです。2度目のチャレンジでしたが、残念ながら判定で負けてしまいました。
ミニマム級 小浦翼
(出典:日テレG+)
足の運びが抜群に良かったですね。
2回にはもう相手を見切っていました。アッパーもうまいし、左ボディはダウンを奪えるパワーを持っています。
基本はオーソドックススタイルですが、時折スイッチするので、相手はやりにくいでしょうね。
(出典:日テレG+)
ガードが低いのと腰が高いのが気になりますが、おそらく全日本も勝つでしょう。全階級を通じて素質はNO1ですね。
KOもあり得ます。
5戦5勝3KO。
Sフェザー 石川元希
(出典:日テレG+)
177㎝の素晴らしい体つきをしています。
見た瞬間思ったのは、「首の筋肉が硬くて打たれもろいかもしれない」ということです。まさにその通りでした。
1ラウンドにいきなり相手の岸文昭(この選手もパンチ力がありますね)の右をもらって大きくぐらつきました。
私はこの時点で、「これは岸のKO勝ちかな」と思いました。
これは見事に外れました。
2ラウンドにも岸の右フックをもらい、今度はダウン。ダメージは深そうでした。
(出典:日テレG+)
ところが、倒しに行った岸に、石川の左フックがさく裂し、まさかまさか
逆転KO勝ち。
(出典:日テレG+)
まあ、一番面白い試合でしたね。
西日本新人王(まだ西軍代表になっていませんが)の中谷有利との対戦が楽しみです。
7戦7勝5KO。
Sライト級 河田神二郎
(出典:日テレG+)
この試合は30秒で終わってしまいました。
開始わすが15秒で河田の右ストレートでダウンを奪い、立ち上がった土屋浄司に今後は会心のアッパー気味の右フックがヒット。このダウンで土屋はマットに後頭部を強打し、失神。担架では運ばれるほどのダメージでした。
(出典:日テレG+)
強烈な右でしたね。このパンチは一級品です。
7戦5勝5KO1敗1分。