今月の楽しみな試合 山中慎介、井岡一翔、高山勝成

目次

 180.今月の楽しみな試合

9月は日本でも世界タイトルマッチが3試合行われます。

なんだか久しぶりのような気がしますね。

 

■神の左、山中慎介登場!

9月22日はWBC世界バンタム級タイトルマッチ、山中の登場です。

今回防衛戦の相手は難敵です。いわゆる「暖簾に腕押し」みたいな挑戦者ですからね

相手のアンセルモ・モレノは前WBA世界バンタム級スーパーチャンピオン。

とてもパンチの当てにくいボクサーです。さすがの山中の左ストレートも当たらなければ話になりません。

ガードしている腕を狙って痛めつけ、そこからボディ顔面へと攻略することを考えているようです。

事実この攻撃はスパーリングではかなり効果をあげているようで、パートナーは悲鳴を上げていると聞いています。

ディフェンスの優れた相手には、「とにかくどこでもいいから当てていくことが重要です」とよく浜田剛史さんが言っています。

さぁ、最近ちょっと気に入っている戦闘力比較をしてみましょうか。 

山中慎介 25戦23勝17KO2分

パンチ力 ★★★★★

スピード ★★★

テクニック★★★★

スタミナ ★★★★

打たれ強さ★★★

 

アンセルモ・モレノ 39戦35勝12KO3敗1分

パンチ力 ★★

スピード ★★★★

テクニック★★★★★

スタミナ ★★★★★

打たれ強さ★★★★

 

 

■3階級制覇チャンピオンの防衛戦 

9月27日は2試合あります。

まずは、井岡一翔のWBA世界フライ級タイトルの防衛戦です。相手は前WBA世界フライ級チャンピオンファン・カルロス・レベコが送り込んでくる刺客、ロベルト・ドミンゴ・ソーサ(アルゼンチン)です。

 

(9月28日追記:井岡VSソーサ戦、高山戦結果の検証記事は下記です)

www.boxing-blog.com

 

 

パンチもないので、それほど恐いボクサーではないと思います

なんとなくやりにくそうな感じはしますが、ここはきっちりKOで防衛してほしいですね。

もう一つのカードはIBF世界ミニマム級チャンピオンの高山勝成の2度目の防衛戦です。急きょ決まった相手は原隆二。WBOミニマム級チャンピオンの田中恒成とOPBFタイトルを争い激戦の末惜しくもKO負けを喫しましたが、私はテクニックはこの原の方が高山チャンピンより上だと思っています。

あとは無尽蔵の高山のスタミナにどう対応するかですね。私は、技術的にほとんど見るべきものがないチャンピオンより、原を応援します。

田中VS原の再選も面白そうです

 

井岡一翔 18戦17勝10KO1敗

パンチ力 ★★★

スピード ★★★★

テクニック★★★★

スタミナ ★★★★★

打たれ強さ★★★

 

ロベルト・ドミンゴ・ソーサ 29戦26勝(14KO)2敗1分 

パンチ力 ★★

スピード ★★★

テクニック★★★★

スタミナ ★★★★

打たれ強さ★★★★

 

この戦闘力比較は全く当てになりません。井岡のパンチ力は3.5でもいいかな、逆にスタミナは4.5か4でも。ソーサの数字はめちゃくちゃいい加減です。

ついでに(調子に乗って)高山と原もいっときますか~。

 

高山勝成 37戦29勝(11KO)7敗1無効試合

パンチ力 ★★★

スピード ★★★

テクニック★★

スタミナ ★★★★★

打たれ強さ★★★★

 

原隆二 20戦19勝(11KO)1敗 

パンチ力 ★★★

スピード ★★★★

テクニック★★★★

スタミナ ★★★

打たれ強さ★★★

■海外の試合

アメリカのテキサスでも日本人が世界戦を行います。

WBA世界バンタム級タイトルマッチ(9月6日・日本9月7日)

ジェイミー・マクドーネル(イギリス)VS亀田和毅

 

前回の試合(亀田の防衛戦)が微妙な判定だったため(3者とも1ポイント差)、ダイレクトリマッチが認められました。亀田家はWBAに対してはかなり影響力を発揮しますね。

防衛戦の試合は見ていませんが、亀田がダウンを奪いながら、後半失速し判定負けしています。

マクドーネルも大したことはないと思いますが、リーチが異常に短い三男のパンチがそうそう当たるとも思えませんし、ラッキーなダウンも「柳の下にどじょうが2匹」はいないでしょうから、今度はしっかり判定負けするでしょう。

アンダーカードで二男の大毅が久しぶり試合をします。もちろんノンタイトル戦ですが、2013年12月に疑惑の防衛戦をして以来ですから1年8カ月ぶりですか。てっきり引退したのかと思っていましたがまだ頑張るみたいです。

相手はビクトル・ルイス(アメリカ)。戦績は19勝14KO5敗とまずまずですが、おそらく数字ほどパンチ力はないと思います。安全パイを選んでいるはずですから…ね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2 Comments

評論家

マクドネルは178センチリーチは183もあります
とてもばんたむ級のボクサーの体格ではないですね
亀田は同計量だと170リーチ168でマクドネルとのリーチ差が凄いです

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stonemeintothegroove

コメントありがとうございます。
亀田は確かにリーチがないですね。
残念な結果となってしまいました。

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