目次
大丈夫か?いきなり世界ランカーが相手
(超イケメンボクサーです。)
丸田陽七太(18)VSジェイソン・カノイ(25:フィリピン)2015年11月22日
(大阪住吉スポーツセンター)
■丸田はまだ現役の高校生(関大北陽高校3年)
丸田の主な記録は次の通りです。
アマ戦績 55勝11敗
2013年、2014年高校インターハイ準優勝
2013年アジアジュニア選手権ライトバンタム級銅メダル
これって私はそれほどすごいと思わないんですけどね。
過去に高校3冠とか高校6冠(粟生隆寛や井岡一翔は高校6冠でした。)なんていう、もっとすごい選手がいっぱいいたと思います。
ちなみに、5戦目で世界タイトルを奪取した田中恒成は高校4冠です。
1年で国体優勝、2年でインターハイ優勝、国体2連覇、さらに選抜も優勝し高校4冠。アジアユースでも銀メダルと獲得しています。
アマ戦績も、51勝13KO5敗、でこれも丸田の数字をはるかに上回っています。
しかも、田中はミニマム級です。こう言ってはなんですが、バンタム級より世界的には選手層が薄いと思います。田中もでデビュー戦で世界6位と対戦し判定勝ちしていますが、バンタム級は選手層がかなり厚いですからね。
■ジェイソン・カノイはドネア?
戦績 31戦24勝18KO5敗2分
IBF世界バンタム級12位
2015年5月に、カノイがドリアン・フランシスコを1ラウンドKOした試合をYou Tubeで見ましたが、「これはノニト・ドネアちゃうんか?」と思うほど最初の印象は似ていました。よく見ると「あ~やっぱりカノイか。」
とにかくパワフルに前に出てきますし、構えも結構力みのない柔らかいスマートな感じでホントにドネアそっくりでした。右ストレートはかなり強そうです。私が想像していた感じとはずいぶん違いましたね。
3回ダウンして失神KO負けしたフランシスコは、2011年にテーパリット・ゴーキャットジムに判定で敗れて、WBA暫定世界Sフライ級王座を失っていますが、それまでは21戦無敗という強豪です。
テーパリットといえば、2012年に河野公平にまさかのKO負けで4度目の防衛に失敗したものの、それまで亀田大毅、清水智信、名城信男がいずれも苦杯を飲んでいます。いわゆる日本人キラーだった強豪です。
この連鎖、いつまでも続きそうなのでこの辺で打ち切ります。
とにかくカノイは左フックではなく右ストレートのドネアですね。1ラウンドしか見ていませんけど、「強い!」です。
■結論は簡単
たとえ6回戦でも丸田が最後まで立っていることはないでしょう!
____________________
11月22日 追記:予想は大はずれしました・・・。
丸田選手!申し訳ありません。 ↓