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■田中恒成最短記録更新
WBO世界ミニマム級王座決定戦
フリアン・イエドラスVS田中恒成
注:この記事では観戦記はありません。観戦記はこちら↓
デビュー5戦目でWBOミニマム級世界王座を獲得し、井上尚弥の6戦目を抜きました。
スカッと勝ったという印象はなく、とても井上を超えたという表現はなじまない新記録ですね。
井上はしかも歴戦の王者を圧倒的な強さでKO奪取、7戦目の井岡は無敗の王者をボディ1発で文句なしのKO勝ち。
対して、田中の相手は世界1位との決定戦でなんとか判定勝ち、この辺りを鑑みると、何戦目なんて単純比較は意味がないように思えます。
■テレビで放送がない、地上波はもちろんBSもCATVも
残念ながら大阪でのテレビ放映がなかったので、Yahooでラウンドごとの推移をリアルライムで追っかけていました。
6回に田中が撃ち込まれたような経過報告があり、「やばいんじゃないの?」
やはり目で確認できないもどかしさは、かなりのストレスですね。
7回に田中がペースを取り戻した、というコメントが入り、ほっと一息。
その後は一進一退の攻防で、後半のポイントがどっちに流れたか気になるところでしたが、前半の優位を守って判定勝ちしたかな~と思いながら、ドキドキして結果を待ちました。
■両者の実力は
実は両選手の試合をテレビで一度も見たことがなくて、唯一関係がある試合を見たといえば、田中の対戦相手の原隆二の、田中に東洋太平洋タイトルを奪われる直前の試合ですね。
原はきびきびした動きで、ミニマムなら十分世界に通用しそうなボクサーにみえました。
それを10回TKOに下した田中の実力は相当なものだと、間接的に判断できただけです。
もちろん、ユーチューブで両選手の試合は見ましたが、田中は結構スピードがあって、パンチも切れますね。ただ後半になると少し動きが雑になって、スタミナ不足が気になりました。
一方のイエドラスは疲れを知らないファイターで、かなりプレッシャーが強そうなので、これを捌くのはかなりスタミナを使うだろな、後半がきつそうな相手だという印象でした。
パンチは雑でそれほど切れもなそうなので、KO負けの危険性は低そうです。
■私の予想通りにはいかんね
前半はスピードに勝る田中がジャブで距離をとり、うまくいけば右のカウンターでダウンを奪えるのでは、と思っていました。
Yahooで追っかけだしたのが、5回からだったので、「まだKOしてないのか」とがっかりしました。やっぱり世界1位はそう簡単に倒れないものですね。
だから、6回にピンチのなったときは、田中のスタミナが予想以上に早く切れてきたのでは、と不安になったわけです。だから7回にペースをもちなおしなおしたときには、前述のとおり「ほっとしました」。
相手がばててくれたら、チャンスもあるでしょうが、予想通りガンガン前に出てきますので、うまくカウンターを取るのが難しいんでしょう。
終盤、KOもあると思っていましたが、8回ぐらいからのコメントを読むと、どうやら判定決着みたい、と確信しました。しかもそれほどリードしているようでもなさそうなので、「判定なら勝つやろ」と思っていた予想も怪しくなってきました。
とりあえず、勝ってよかったですね。CATVで6月6日に放送がありますので、一人で感想戦をやっときます。
注:その感想戦の記事はこちら↓
田中恒成VSフリアン・イエドラス・・・次戦は高山勝成と対戦か!? – わしはボクシングマニア
■リナレス防衛成功
同じ30日にイギリスで防衛戦を行ったリナレスが10回KOで防衛に成功しました。
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田中君にはaway防衛を期待したい