やっぱりゴロフキン! VSマーティン・マレー【WOWOWエキサイトマッチ観戦記・その10】

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目次

◆やっぱりゴロフキン!

ゴロフキンのKOパンチは、パッキャオやメイウェザーをはるかにしのぐ面白さがあります。クリチコみたいに前触れもなくいきなりぶっ倒す、味気ないKOとは違い、理詰めでボクシングの醍醐味を満喫させてから倒すので、本当のKOシーンを堪能できます。

 

◆ゴロフキンVSマーティン・マレー(2015年2月23日放送)

WBA世界ミドル級タイトルマッチは、予想通りゴロフキンの一方的なペースで、マレーは完全に防御するのに専念し、両腕はゴロフキンのパンチをカバーするのに忙しくて、まるでそれ以外の使い方を知らないような感じでした。
4回に「マレーはボディが弱い!」と高柳さんが叫びましたが、残念ながら、弱かったのはこの回だけでした。2度もダウンしたのに、次の回からはすっかり立ちなおってしまいました。残念!
その後も、同じような展開が続き、マレーは「倒されなかったら満足」みたいな貝のようなボクシングで逃げ回るだけです。
こうなると、さすがのゴロフキンも倒すのが大変です。放送残り時間を考えると、「まさかまさかの判定」も考えられました。

◆さすがゴロフキン!

それでもやってくれるのがゴロフキン。やっぱり村田とはレベルが違いますね。

10回にダウンを奪い、きっちり11回に倒しました。
マレーは何しにモナコへやってきたのでしょう。彼はこの試合ではたして10発もパンチを打ったでしょうか?実につまらないボクサーでしたね。最低です。

 

◆ミニマム級に弱いチャンピオン見つけた! ヘッキー・バトラーVSヘスス・シルベストレ(2015年2月23日放送)

WBA世界ミニマム級タイトルマッチは同じに日に行われましたが、このチャンピオン、ねらい目ですね。

基本的にアウトボクサー、テクニックで勝負するちゃらちゃらしたボクサーです。パンチ力やパワー、迫力は全くありません。
対するシルベストレは、パワーはあるものの、的中率が悪く、プレッシャーをかけて前に出るだけで、肝心のパンチがクリーンヒットせず、なかなかポイントを奪えず、結局チャンピオンにうまくごまかされて判定負け。
12ラウンド、退屈な試合でしたね。こんなチャンピオンなら、日本人にも十分勝つチャンスはあります。お買い得です!

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