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(2015年1月5日放送)
◆アオンソニー・ジョシュアVSマイケル・スプロット
ジョシュアはロンドン五輪Sヘビー級の金メダリスト、身長198㎝。9戦9勝9KOでまだ25歳です。まさにイギリスのヘビー級、期待の星ですね。
浜田さん流に言わせてもらいますと、「お手並み拝見」でしたが、1ラウンドあっという間に終わってしまい、残念ながら私には「お手並み」がわかりませんでした。
相手が42勝22敗のポンコツで、ちょっと連打したら降参してしまったからです。
ジョシュアのパンチは正確で、一発のパンチ力はなさそうですが、さすが金メダリスト、全体的にまとまっている感じはしました。
そろそろ骨のある選手と対戦したほうがいいのではと思いますね。
◆WBA世界Sバンタム級タイトルマッチスコット・クイッグVS大竹秀典
大竹は前回の日本タイトルマッチの時よりは動きがよさそうに見えましたが、それでも実力差は明白でした。
常に前に出るのと、しつこく手を出す、そして打たれ強い、それだけの選手で、顔は恐いのにパンチ力は全くありません。パワーでは完全に負けていましたね。
クイッグのボディーブローはなかなかパワフルでしたが、さんざん打たれながらも大竹がしつこく前へ出てくるため、チャンピオンも倒すのをあきらめ、後半からアウトボクシングに徹していました。
おそらくチャンピオンは大竹を完全になめていましたね。倒す気満々で攻めてきましたが、少し力みすぎて、後半失速、KO率は高いが、スタミナ面では問題がありそうです。
大竹は倒されなかっただけで、それ以外にはいいとこ全くなし、戦前の予想通りの無謀な挑戦に終わりました。
見る前から結果を知っていましたから、つまらない試合が余計につまらなく見えました。ホント、最低の試合でしたね。見るべきものなしです。
エキサイトマッチをみるボクシングファンは目が肥えていますから、もうちょっと放送する試合を選んでほしいですね。対戦者の名前だけでなく、試合内容も吟味してください。
別に日本人の試合を見たいわけではないのですから。
一日2試合だけの放送の日は、もう始めから「2試合とも判定か」て、がっかりします。せめて1試合ぐらいはKO決着を見たいですね。
ティモシー・ブラッドリーなんかもう判定ばかりで飽き飽きです。実につまらんボクサーです。放送カードを見ただけでがっかりします。
「ブラッドリーか~いらんわ」
ボクシングは何と言ってもKOですよ。忘れないでください。