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◆WBA世界Sフライ級タイトルマッチ:河野公平VSノルベルト・ヒメネス
放送の都合で6回からしか見ていませんが、私が見る限り、河野が勝っていたように思いました。河野の技術はかなり向上しているように見えましたが、どうもジャッジの印象が良くないようで、ノルベルト・ヒメネスのカウンターの方が的確なパンチに写ったようです。最近のジャッジの世界的傾向だと、河野ボクシングは不利ですね。
次は、この日OPBF東洋太平洋チャンピオンになった松本亮とやってほしいですね。
もちろん、井上尚弥との統一戦はぜひ見たいですけど。河野のパンチは切れがありますから、井上が油断すると面白い試合になるでしょう。
◆WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ:内山高志VSイスラエル・ペレス
とりはもちろん、内山高志。ブランクが心配されましたが、杞憂に終わりました。
なぜか当たる左ジャブで相手の戦力は回を追うごとにそぎ落とされ、右のストレートも本来の威力に近いものを感じました。もう少し切れがあれば倒していたでしょう。相手は完全に戦意喪失、完勝です。これぞボクシングのお手本といえます。
相変わらずスピード感はないですし、下半身もかたいように感じるんですが、これが内山のボクシングなんでしょうね。いずれにしても、大好きな内山が勝って、今年も良い年になりました。ありがとうございます。
次はいよいよ三浦ですか。今の三浦は以前戦ったときよりはるかに強くなっています。打たれもろい面がある内山にとっては、今、最も危険な相手かもしれません。