今度はどうしたらボクシング人気が上がるかを、私なりに勝手に考えました。
まず参考にするのが、ボクシングの本場、アメリカです。
アメリカではボクシングは賭の対象になっています。
だから人気があるのだと思いますよ。
WOWOWエキサイトマッチを毎週見てますから、海外の試合も熟知していますが、たるい試合もたくさんありますよ。でも、ファイトマネーはびっくりするほど高額です。
マニー・パッキャオのそれは数十億とも言われています。
その原資は、まず興行収入ですね。観客の入場料、テレビ放映権、それからペイパービューの視聴料。アメリカは広いですからむしろこのペイパービューの収入の方が多いかもしれません。
ペイパービューというのは、PPVと言って、見たい番組を番組単位で購入し後で料金を払う視聴方法です。こういう方式は日本のボクシングにはありません。
でも、私が一番収入の多いと思っているのは、賭け金の胴元の寺銭です、日本競馬会なんかこれでめちゃくちゃ儲かってますよね。
アメリカでは試合の前に、賭け率が公表されます。競馬と一緒で、最新情報が逐一発表されるようです。
たとえば、まもなく行われる、フロイド・メイウェザーとマルコス・マイダナの試合なんかは、すごい賭け金が動くと思います。
再戦は9月!フロイド・メイウェザー対マルコス・マイダナのリマッチが正式決定 – ボクシングファン.net
たとえばそれが、6対1だとすると、フロイド・メイウエザーに600円賭けて勝ったら700円になって戻ってきます。まあこんな少ない金額ではありませんが。
で、「いやー、今度はマルコスにもチャンスがある」と思ったら、マルコスに賭ける人が増えて、5対1になったりする、どんどんエスカレートしていきます。
ビッグな試合になればなるほど、賭け金は跳ね上がりますよね。まさに競馬と一緒です。
この収入がアメリカのボクシングを支えているのだと思います。高額なファイトマネーの払えるわけです。
日本のボクシング界は、観客の入場料とテレビ放映権だけだと思います。PPVは狭い日本ではあまりなじまないでしょう。
となると、もう、「賭け」しかありません。
日本ボクシングコミッションが主催者になって、ボクシングトトカルチョをやりましょう!
サッカーだってやってるんだから。
ファイトマネーが跳ね上がりますよ。