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DAZNが2月23日午前3時から生配信します。ただし、追加料金が3100円必要です。まあ仕方がないですね。ベテルビエフを筆頭に7試合の世界戦が行われますから。
4団体統一世界ライトヘビー級タイトルマッチ
アルツール・ベテルビエフ(ロシア)VSドミトリー・ビボル(ロシア)
両選手のプロフィール
21戦全勝20KO、40歳 オーソドックス
身長 182cm リーチ 185cm
2017年、エンリコ・コーリングとIBF世界ライトヘビー級王座決定戦を行い、12RKO勝ちでタイトルを獲得しました。さらに、2019年にはオレクサンドル・グウォシクに10RTKO勝ちして、WBCのタイトルも獲得。2022年6月には、WBO王者のジョー・スミスを2ラウンドで粉砕し3団体統一王者となりました。2024年1月にカラム・スミスをKOして、3団体統一王座の防衛に成功しています。そして、2024年10月にドミトリー・ビボルと4団体統一戦を行い、僅差の判定で統一王座を獲得しました。
ドミトリー・ビボル(ロシア)WBA1位・WBC1位・IBF3位・WBO1位
24戦全勝12KO1敗、34歳 オーソドックス
身長 183cm リーチ 183cm
2016年にWBA暫定世界ライトヘビー級タイトルを獲得し、その後正規王者に昇格し、10度の防衛に成功した現在は、スーパー王者に昇格しています(何を基準にスーパー王者にしているかは不明です、ちなみに村田諒太さんもスーパー王者でした)。最近6試合はすべて判定決着で、すっかり技巧派ボクサーというスタイルが定着しています。2022年5月には、サウル・アルバレスに何もさせずに完勝し、11度目の防衛に成功しました。2024年6月に5年9か月ぶりのKO勝利で14度目の防衛に成功しています。そして2024年10月にベテルビエフとの統一戦で初黒星を喫しました。
IBF世界ヘビー級タイトルマッチ
ダニエル・デュポア(イギリス)Vジョセフ・パーカー(ニュージーランド)
両選手のプロフィール
ダニエル・デュボア(イギリス)IBF世界ヘビー級王者
24戦22勝21KO2敗、27歳 オーソドックス
身長 196cm リーチ 198cm
KO率87%を誇るハードパンチャーです。2020年11月にジョー・ジョイスと対戦し、10RKO負けで初黒星を喫しました。2022年6月にトレバー・ブライアンにKO勝ちしてWBA王座を獲得しました。しかし、2023年8月に統一王者のオレクサンドル・ウシクに9RKO負けして王座陥落。2024年6月にフィリップ・フルコビッチにTKO勝ちしてIBF王座を獲得しました。そして、2024年9月にアンソニー・ジョシュアに5RKO勝ちして初防衛に成功しました。
ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)・IBF5位
38戦35勝23KO3敗、33歳 オーソドックス
身長 193cm リーチ 193cm
2016年12月、アンディ・ルイスとWBO世界ヘビー級王座決定戦を行い、判定勝ちでニュージーランド初のヘビー級世界王者となりました。2度防衛に成功し、2018年3月にWBA・IBF王者のアンソニー・ジョシュアと王座統一戦を行い、判定負けで王座陥落。2018年7月にディリアン・ホワイトに2敗目を喫しました。その後は6連勝で、世界戦線に再浮上し、2022年9月にWBO暫定王者のジョー・ジョイスに挑戦しましたが、11RKO負けでタイトル獲得に失敗しました。2023年12月にデオンテイ・ワイルダーに大差の判定勝ちし、2024年3月にチャン・チレイに判定勝ちして、WBO暫定ヘビー級王座を獲得しました。
WBCライト級タイトルマッチ
シャクール・スティーブンソン(アメリカ)VSジョシュ・パドリー(イギリス)
両選手のプロフィール
シャクール・スティーブンソン(アメリカ)WBC王者
22戦全勝10KO、27歳 サウスポー
身長 170cm リーチ 173cm
デビュー3年目の2019年10月にWBO世界フェザー級タイトルを獲得しています。2021年には、WBO世界S・フェザー級暫定王者決定戦で、ジェレミア・ナカティラに判定勝ちして、2階級制覇に成功。10月に正規王者のジャメル・へリングに圧勝し、10RTKOで正規王座を獲得しました。この試合のスティーブンソンは本当に強かったですね。そして、オスカル・バルデスとのWBO・WBC王座統一戦でもバルデスに何もさせずに圧勝しました。2022年9月のロブソン・コンセイソンとの防衛戦で体重超過により王座をはく奪されました。ライト級に転向して、2023年11月にWBC世界ライト級王座決定戦で判定勝ちしてタイトルを獲得し、初防衛に成功しています。
対戦相手の変更
予定されていたフロイド・スコフィールドが病気のため、キャンセル。急遽予定されているのが、ジョシュ・パドリー(イギリス)です。
ジョシュ・パドリー(イギリス)WBC12位
15戦全勝4KO(その他の詳細は不明です)
WBC暫定S・ウェルター級タイトルマッチ
バージル・オルティス・ジュニア(アメリカ)VSイスライル・マドリモフ(ウズベキスタン)
両選手のプロフィール
バージル・オルティスJR(アメリカ)WBC暫定王者
22戦全勝21KO、27歳 オーソドックス
身長 178センチ リーチ 178センチ
2019年8月、アントニオ・オロスコとWBA世界ウェルター級ゴールド王座決定戦を行い、6RTKO勝ちでタイトルを獲得。2021年3月にモーリス・フッカーとWBOインタナショナルウェルター級王座決定戦を行い、7RTKO勝ちでタイトルを獲得し、2度防衛に成功しました。しかしその後、難病の横紋筋融解症が再発し、WBA世界ウエルター級王者のスタニオニスとのタイトルマッチを2度キャンセルしています。2024年8月にセルゲイ・ボバチュクに判定勝ちして、WBC暫定S・ウェルター級タイトルを獲得しました。
イスライル・マドリモフ(ウズベキスタン)WBA世界S・ウェルター級王者
11戦10勝7KO1分け、30歳 オーソドックス
身長 174センチ リーチ 174センチ
何と、デビュー戦がWBAインターコンチネンタルS・ウェルター級王座決定戦でした。そして、TKO勝ちでいきなり地域タイトルを獲得しています。その後3度防衛し、2021年12月にミシェル・ソロと対戦し9RTKO勝ちしています。2022年7月のダイレクトリマッチは謎の負傷引き分けに終わりました。2024年3月にマゴメド・クルバノフと王座決定戦を行い、WBA世界S・ウェルター級の王座を獲得しました。しかし、2004年8月にテレンス・クロフォードに判定負けして、王座陥落。
そのほか3試合
WBC世界ミドル級タイトルマッチ
WBC暫定世界ヘビー級王座決定戦
WBO暫定世界ライトヘビー級王座決定戦