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WBO暫定世界S・ライト級王座決定戦(2025年2月16日)
ジャック・カテラル(イギリス)VSアーノルド・バルボサ(アメリカ)
両選手のプロフィール
ジャック・カテラル(イギリス)WBA5位・WBC3位・IBF3位・WBO2位
31戦30勝13KO1敗、31歳 サウスポー
身長 170センチ リーチ 170センチ
2015年にWBOインタコンチネンタルタイトルを獲得し、実に9度の防衛を果たしています。こういうわけのわからないタイトルは、WBOのランキングを獲得したら返上するのが一般的です。その後ようやく、4団体王者のジョシュ・テイラーに挑戦しましたが、判定負けでタイトル獲得に失敗しました。2023年5月にWBAインタコンチネンタルタイトルを獲得し、初防衛戦でホルヘ・リナレスに判定勝ちしました。2024年5月にジョシュ・テイラーにリベンジ、10月にはレジス・プログレイスにも判定で勝利しています。
アーノルド・バルボサ(アメリカ)WBC4位・IBF4位・WBO1位
31戦全勝11KO、33歳 オーソドックス
身長 175センチ リーチ 183センチ
2020年10月にWBOインターナショナルS・ライト級王座決定戦に判定勝ちしてタイトルを獲得。初防衛後、WBOインターコンチネンタル(ナショナルとの違いは不明です)王座決定戦に判定勝ちして、タイトルを獲得しました。2度防衛後。2024年11月にホセ・カルロス・ラミレスに判定勝ちしています。
展開予想
「わしボク」の一番嫌いな技術戦になるでしょうね。お互い5年以上KO勝利がないのですから、判定決着は間違いないと思います。まあ、僅差でカテラルかな。とにかく凡戦は必至です。
試合展開
右と左、お互い噛み合わないまま決定打もなく後半戦に突入しました。しかし、後半に入っても退屈なラウンドが続き、決定打のないままラウンドだけが進みます。終盤になってようやくパンチが少しヒットするようになりましたが、相変わらず盛り上がりのないまま12ラウンドの終了のゴングを聞きました。予想通りの大凡戦でした。
判定は2-1(115-113、113-115,115-113)でバルボサが暫定タイトルを獲得しました。
この二人のボンクラなら、翌日にミゲル・マドゥエノにに7ラウンドTKO勝ちしたオスカー・ドゥアルテ(WBAスーパー・ライト級9位)の方がはるかに魅力的な選手ですね。