ムロジョン・アフマダリエフが「井上尚弥戦」前の肩慣らしで8RTKO勝ち VSルイス・カスティーヨ(S・バンタム級10回戦)

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目次

S・バンタム級10回戦(2025年5月31日)

ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)VSルイス・カスティーヨ(メキシコ)

両選手のプロフィール

ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)WBA暫定王者

14戦13勝10KO1敗、30歳 サウスポー

身長 166センチ  リーチ 173センチ

2020年1月にダニエル・ローマンに判定勝ちしてWBAスーパー・IBF世界S・バンタム級タイトルを獲得。初防衛戦で岩佐亮佑にTKO勝ちしています。その後2度防衛し、4度目の防衛戦でマーロン・タパレスに判定で敗れ王座陥落し、井上の挑戦権も失いました。しかし、2024年12月にリカルド・エスピノサとWBA暫定王座決定戦を行い、3RTKO勝ちで王座を獲得しました。9月14日に井上尚弥との対戦が決まっています。ちなみに「わしボク」がつけたあだ名は、「悪魔大王」です。

ルイス・カスティーヨ(メキシコ)元世界ランカー

37戦31勝20KO6敗 オーソドックス

2023年2月、亀田和毅と対戦しWBA世界S・バンタム級2位だった亀田に対し、WBA世界同級13位の肩書でリングに登場したカスティーヨは、スピードに欠けるファイターで、5回TKO負けを喫しています。その後もパッとせず、今回の対戦が1年半ぶりとなります。

試合展開

序盤は軽く流す

スピードもパンチ力もない相手ですから、アフマダリエフにとっては、全く危険のない相手です。序盤は慣らし運転のように軽いパンチを放ちながら、まるでスパーリングのような展開です。3ラウンドに左ストレートをヒットし、カスティーヨが大きくのけぞりましたが、それほど力を込めたパンチではありません。

中盤からプレッシャーを強める

4ラウンドから少しプレッシャーを強め手数を増やしましたが、まだそれほど強いパンチを放っていません。それにしてもカスティーヨは下がるだけで、これといった反撃もせず、カスみたいなボクサーですね。そして、5ラウンド終盤にアフマダリエフの左ボディアッパーでカスティーヨがダウンします。ここはゴングに救われました。さらに、6ラウンドには左フックでカスティーヨが足をばたつかせ2度目のダウンを奪いました。

そして、ようやく8ランドに連打を畳みかけ、レフリーストップで試合を終わらせました。

まあ、アフマダリエフも調整不足という感じがしましたが、やはり変則でやり難い相手ですね。さらにこいつの試合はどうも面白くないですね。

 

 

 

 

 

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