西田凌佑が7R左ボディブローでKO、初防衛に成功 VSアヌチャイ・ドーンスア(IBF世界バンタム級タイトルマッチ)谷口は1-2の判定負け

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目次

IBF世界バンタム級タイトルマッチ(2024年12月15日)

西田凌佑(六島)VSアヌチャイ・ドーンスア(タイ)

両選手のプロフィール

西田凌佑(六島)IBF王者

9戦全勝1KO、28歳 サウスポー

身長 170センチ  リーチ 173センチ

2021年4月、比嘉大吾に挑戦し判定でWBOアジアパシフィックバンタム級王座を獲得し、3度防衛しました。2023年8月に世界ランカーのメディナに判定勝ちして、IBFタイトル挑戦権を獲得しました。そして、2024年5月に、IBF王者のエマヌエル・ロドリゲスにダウンを奪う快勝でタイトルを獲得しました。

アヌチャイ・ドーンスア(タイ)IBF14位

16戦全勝7KO、28歳 オーソドックス

世界的には全く無名の選手ですね。身長やリーチも情報がありません。もちろん、名のある選手との対戦も皆無です。2023年7月にIBFオーストラレーシア・バンタム級というわけのわからないタイトルを獲得し、IBFの世界ランク入りを果たしました。

展開予想

当然、西田としてはKO勝利を期待されるでしょうね。しかし、相手の実力を測る材料がほとんどないので、序盤はしっかり様子を見て、徐々にプレッシャーを強めて、中盤以降に倒しに行ってほしいと思います。普通に予想すれば、西田の一方的な勝利は間違いないでしょうね。

試合展開

両選手とも前日計量をパスしました。二人が並んだショットを見ると、西田の方が5センチほど背が高い感じですね。逆にリーチはアヌチャイの方が長く見えました。

西田は序盤から右ジャブを突いて、サウスポースタイルの安定したボクシングを展開するの対し、アヌチャイは思い切った右パンチを振ってきます。しかし3ラウンドから西田の手数が増え、アヌチャイの右も見えてきて、後はいつ倒すかに期待がかかります。そして、5ラウンドに左フックで軽いダウンを奪います。

7ラウンドに強烈な左ボディブローでアヌチャイがマットに沈みました。レフリーはカウント途中で試合をストップ。西田がデビュー戦以来のKO勝利で初防衛に成功しました。

期待に応えて、KOで防衛しましたが、他の3人の世界チャンピオンに比べると、やはり見劣りがしますね。

アンダーカードに谷口将隆が登場

OPBFライトフライ級タイトルマッチ

タノンサック・シムシー(タイ)VS谷口将隆(ワタナベ)

タノンサック・シムシー(タイ)OPBF王者・WBC4位・IBF4位・WBO2位

37戦36勝33KO1敗、24歳

谷口将隆(ワタナベ)WBA11位・IBF9位

23戦19勝13KO4敗、30歳

試合展開

序盤は緊迫したスリリングな打ち合いでしたが、後半からタノンサックが強引に前に出てきて、やや見た目の印象が悪くなった谷口が、小差で勝利を逃しました。

2-1(116-112,113-115,115-113)でタノンサックの判定勝ち。

敗れた谷口は引退をほのめかしました。

 

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