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WBO世界S・フライ級王座決定戦
田中恒成(畑中)VSクリスチャン・バガセグア(メキシコ)
田中恒成が再度、4階級制覇に挑みます。
両選手のプロフィール
田中恒成(畑中)WBO世界S・フライ級1位
20戦19勝11KO1敗、28歳 オーソドックス
身長 164cm リーチ 164センチ
2015年5月にWBO世界ミニマム級タイトルを獲得し、1度防衛後、タイトルを返上。2016年12月にWBO世界ライトフライ級タイトルを獲得しました。2度防衛しタイトルを返上後、2018年に木村翔とのWBO世界フライ級王座決定戦に判定勝ちして3階級制覇を成し遂げました。3度防衛後、S・フライ級に階級を上げ、WBO世界S・フライ級王者の井岡一翔に挑戦しましたが、8RTKO負けで、4階級制覇はなりませんでした。その後3連勝していますが、フライ級時代のパンチ力はやや影を潜めていますね。2023年5月の前哨戦でも、世界ランカーのパブロ・カリージョに10RTKO勝ちしましたが、フライ級時代なら中盤で倒していたでしょうね。
クリスチャン・バガセグア(メキシコ)WBO2位
28戦24勝9KO4敗2分け、26歳 オーソドックス
身長、リーチは不明ですが、ビデオを観た限りでは、田中より背が高くリーチも長そうです。
2021年5月にWBOラテンアメリカS・フライ級王座を獲得し、1度防衛しています。右ジャブから、右フック、アッパーという攻撃パターンですね。それほどスピード感はありませんが、ディフェンスはまずまずで、目がいいという感じがしました。名のある選手との対戦がなく、この選手がどうして2位にランクされているのか不思議です。
試合展開
この相手なら、田中の4階級制覇達成も大丈夫でしょう。ただ、田中のパンチ力が階級を上げるごとに通用しなくなっていますので、倒して勝つのは難しでしょうね。
8ラウンドにダウンを奪って、快勝で4階級制覇を達成しました。
アンダーカードで行われた増田陸が、世界ランカーのジョナス・スルタンに1ラウンド、左ボディブローでKO勝ち!やっぱり増田あパンチ力がありますね。