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WBO・AP&OPBFウェルター級タイトルマッチ(2024年5月16日)
佐々木尽(八王子中屋)VSジョー・ノイナイ(フィリピン)
両選手のプロフィール
佐々木尽(八王子中屋)WBOウェルター級アジアパシフィック王者・WBA6位・WBC10位・IBF6位・WBO4位
18戦16勝15KO1敗1引き分け、22歳 オーソドックス
身長 174センチ リーチ 174センチ
2021年10月、平岡アンディとWBO・AP&日本S・ライト級王座決定戦を行い、11RTKO負けで王座獲得に失敗しました。その後、2勝(2KO)1分け。そして、2023年1月、KO率80%のハードパンチがさく裂し、大番狂わせの1RTKO勝ちで豊島亮太からタイトルを奪いました。2023年4月に小原圭太に逆転TKO勝ちで初防衛に成功し、2023年7月に2度目の防衛に成功しました。
ジョー・ノイナイ(フィリピン)
28戦23勝11KO3敗2分け、28歳 OPBF2位・WBOAP1位
2013年にデビューしてからしばらくは、ほとんど判定勝ちばっかりでしたが、2019年に坂晃典を2RにKOしてパンチの破壊力に目覚め、7月、清水聡に6RTKO勝ちしたときは驚きました。KOの数は少ないですが、パンチ力はかなりありますよ。2019年12月に尾川堅一と対戦していますが、これは残念ながら5R負傷引き分けに終わっています。しかし、「わしボク」としては、試合が続いていたなら、終盤に尾川が倒されていたと思っています。
そして、驚いたことに、2022年11月にいきなりウェルター級に階級を上げて試合をしています。その後はウェルター級で3連続KO勝ちと、この階級で実績を積み上げてます。
展開予想
ウェルター級のノイナイは不気味ですね。KO決着必至の対戦となるでしょう。世界を狙う佐々木としては、ここでもたもたしていては話になりません。しかし、ノイナイのKO勝ちも十分考えられますよ。
試合展開
強引に前に出てプレッシャーをかける佐々木に対して、ノイナイも下がりながら、的確にパンチを返します。しかし徐々に佐々木のパワーに押され気味になり、5ラウンドに右フックでノイナイがぐらつき、その後の佐々木のラッシュで、ダウン寸前になったとことで、レフリーが試合をストップと同時に、ノイナイはダウン。
5ラウンドTKO勝ちで、ダブルタイトルを奪取しました。
佐々木はパワーがありフィジカルが強いのが強みですが、カウンターをもらう危険性がありますね。次は世界ランカーと対戦してそのパワーが通用するか見せてほしいと思います。