井上尚弥の標的、ムロジョン・アフダマリエフが判定負けで王座陥落 VSマーロン・タパレス(WBAスーパー・IBF世界S・バンタム級タイトルマッチ)

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目次

ムロジョン・アフダマリエフ(ウズベキスタン)VSマーロン・タパレス(フィリピン)

WBAスーパー・IBF世界S・バンタム級タイトルマッチ(2023年4月9日)

両選手のプロフィール

ムロジョン・アフダマリエフ(ウズベキスタン)WBAスーパー・IBF世界S・バンタム級王者

11戦全勝8KO、28歳 サウスポー

身長 166センチ  リーチ 173センチ

2020年1月にダニエル・ローマンに判定勝ちしてWBAスーパー・IBF世界S・バンタム級タイトルを獲得。初防衛戦で岩佐亮佑にTKO勝ちしています。その後2度防衛し、今回が3度目の防衛戦です。

マーロン・タパレス(フィリピン)IBF世界S・バンタム級1位・WBA9位

39戦36勝19KO2敗、31歳、サウスポー

身長163cm リーチ ?

2016年に、プンルアン・ソー・シンユーに11RKO勝ちして、WBO世界バンタム級タイトルを獲得しています。しかし、2017年の大森将平との初防衛戦で体重オーバーし、試合には勝ったものの、タイトルを剥奪されました。2019年に岩佐亮佑とIBF世界S・バンタム級暫定王座決定戦を行い、11RTKO負けで、タイトル獲得に失敗しています。2021年12月に勅使河原弘晶に2RKO勝ちして、IBF世界S・バンタム級の挑戦権を獲得しました。

試合展開

ジェシー・ロドリゲスのセミファイナルで行われますので、おそらく11時頃から始まると思います。

実につまらない試合

序盤はお互い手数が少なく、おそらくここでタパレスが微差のポイントを拾ったのでしょう。中盤からアフダマリエフが積極的に攻勢をかけてきましたが、ラウンド後半はタパレスも反撃。

後半はアフダマリエフが強引に攻め込み、大振りのパンチを振り回していましたが、的確性には欠け、タパレスは柔らかいボディワークで決定打を許しません。

それでも見た目の派手な攻撃のアフダマリエフが、見映えはよかったように思います。タパレスも応戦しますが、中盤よりは手数が減ってきたような感じですね。

退屈な12ラウンドの結果は2-1(115-113,115-113,110-118)でタパレスがタイトルを獲得しました。井上尚弥の標的は、思わぬところで取りこぼしをしてしまいましたね。「わしボク」はアフダマリエフが小差で防衛したように見えました。

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