ショーン・ポーターがTKO負け!テレンス・クロフォードは全勝をキープして防衛に成功(WBO世界ウェルター級タイトルマッチ)WOWOWオンデマンド

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目次

(出典:WOWOW)
(出典:WOWOW)

テレンス・クロフォード(アメリカ)VSショーン・ポーター(アメリカ)

WBO世界ウェルター級タイトルマッチ(2021年11月21日)

テレンス・クロフォード(アメリカ)WBO世界ウェルター級王者

37戦37勝28KO、34歳 スイッチボクサー

身長 173cm リーチ 188cm

8連続KO勝利中。とにかくパンチを当てるタイミングが抜群に上手いし、相手のパンチを紙一重でかわす防御勘は素晴らしいの一言ですね。「わしボク」が好きなボクサーナンバーワンかもしれません。

ショーン・ポーター(アメリカ)WBO世界ウェルター級2位

35戦31勝17KO3敗1分け、34歳 右オーソドックス

身長 170cm リーチ 177cm

3敗の相手は、まず、2014年にケル・ブルックに判定負けしたもの。この時のブルックは全盛期でしたからね。そして、2016年にキース・サーマンと対戦し、僅差で判定負け。全勝のサーマンが大苦戦した試合でした。最後の1敗は、エロール・スペンスです。この試合は珍しく、ダウンを奪われています。

展開予想

フィジカル面ではポーターの方が、上回っているような気がします。このパワーでサーマンは終始押されていましたからね。クロフォードはスイッチボクサーですが、恐らくサウスポーで戦うでしょう。中盤ぐらいから、クロフォードが的確なパンチを決めて、ポーターを追いつめるでしょうが、タフなポーターを倒すのは難しいでしょうね。それほど大差はつかないでしょうが、判定でクロフォードが王座を防衛すると思います。「わしボク」クロフォードのKOを見たい!ポーターが失神するところを見たい!無理でしょうね。

なお。両選手とも前日計量を一発でクリアしています。

予定どおり、11時から配信が始まりました。メインの試合までアンダーカードが3試合あります。従ってクロフォードが登場するのは、午後2時頃でしょうか。

試合展開)

1R)

ポーターがいきなり突っ込んで打って出ます。クロフォードは右構えでスタート。ポーターが腰を低くして、じりじりと前に出ます。そして、強引に突っ込んで左右のフックを放ちます。

2R)

クロフォードはまだ右構えです。クロフォードがじりじりと前に出ます。そしてサウスポーにスイッチしました。ポーターは左のカウンターを警戒し、前に出られません。それでもポーターの大きな左右フックがヒットしました。ラウンド終盤、クロフォードの左フックがカウンター気味にヒット。

3R)

クロフォードはここからずっとサウスポーで戦うでしょうね。クロフォードは右ジャブを突きます。ポーターは相変わらず突っ込んでパンチを放ちます。お互いフェイントの掛け合いです。ラウンド終盤、ポーターの右フックがヒットし、クロフォードがバランスを崩します。ポーターは右目尻から出血が見られます。

4R)

クロフォードはまだ距離、タイミングがつかめていないようです。しかし、中盤から左ボディ、そして右ジャブから左がヒットし出します。クロフォードはそれでもやり難そうですね。ポーターは突っ込んでパンチを放ちます。

5R)

クロフォードの右ジャブが、少し距離が合ってきた感じです。ポーターが飛び込むと、右フックで体を入れ替えます。ポーターが接近して左右のフックを連打。クロフォードはガードを固めて、クリンチに逃げます。ポーターがクロフォードをロープに追いつめますが、クロフォードの右ジャブから左ボディがヒットします。

6R)

どうやらこの調子だと12Rまで行きそうな感じです。

クロフォードが左ジャブから大きな左右フックを振りますが、いずれも空を切ります。それでも左のパンチにかなり力を入れて放っています。やや力んでいるのかな。クロフォードの右ジャブがヒットしましたが、ポーターは構わず前に出てクロフォードを追いかけます。どうやらバッティングで、クロフォードが目の上をカットしたようです。クロフォードの左アッパーが軽くヒットしましたが、ポーターは接近戦で左右のフックを放ちます。

7R)

ポーターがじりじりと前に出ます。クロフォードは体を入れ替え、右ジャブを突きます。ポーターがクロフォードをロープに詰めて左右のパンチを放ちます。そこへクロフォードの左ショートアッパーがヒット。ポーターはパワーでクロフォードをロープに押し込みます。

8R)

クロフォードがジャブを突いて前に出ます。ポーターはひるまず前に押し込みます。そして、ポーターの左ジャブがヒットします。さらにポーターは前に出て右フックをカウンターでヒット。クロフォードの反応が少し悪い感じです。少し休んでいるのかな。ポーターの圧力でかなりスタミナを消耗するでしょう。

9R)

クロフォードが右ジャブを放ちますが、どうも距離感が悪い。この回もクロフォードはカウンター待ちで、やや消極的です。ポーターはタイミングを計っています。クロフォードは左のボディアッパーをヒットしますが、どうも倒す気はないような気がします。それでも、クロフォードは左をボディから上にダブルで放ちます。

10R)

開始1分過ぎ。ポーターが強引に左右のパンチを放って前に出るとところへ、クロフォードの左カウンターがヒットし、ポーターは尻もちをつくようにダウン!

すぐに立ってきて、それほどダメージは感じられませんが、クロフォードは猛然と攻め込みます。そして、左右のパンチでまたもポーターがダウンしました。これはかなりダメージがありそうです。マットをたたいて悔しがっていましたが、セコンドからギブアップのサインが出て、なんとポーターは初めてのTKO負けを喫しました

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(2度目のダウン)

クロフォードが10RTKO勝ちで、防衛に成功し、ウェルター級ナンバーワンをアピールしました。リングサイドに観戦しに来ていた宿敵エロール・スペンスは苦笑を浮かべて席を立ちました。

 

 

 

 

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