テレンス・クロフォードがKOで6度目の防衛に成功 VSダビド・アバネシャン(WBO世界ウェルター級タイトルマッチ)

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(出典:WOWOW)

テレンス・クロフォード(アメリカ)VSダビド・アバネシャン(ロシア)

WBO世界ウェルター級タイトルマッチ(2022年12月10日)

テレンス・クロフォード(アメリカ)WBO世界ウェルター級王者

38戦38勝29KO、35歳 スイッチボクサー

身長 173cm リーチ 188cm

10連続KO勝利中。とにかくパンチを当てるタイミングが抜群に上手いし、相手のパンチを紙一重でかわす防御勘は素晴らしいの一言ですね。「わしボク」が好きなボクサーナンバーワンかもしれません。2018年にWBO世界ウェルター級タイトルを獲得し3階級制覇に成功し、2021年11月には、ショーン・ポーターにTKO勝ちして引退に追い込みました。その後ややブランクがあり、今回は1年ぶりの防衛戦です。

ダビド・アバネシャン(ロシア)WBO6位

33戦29勝17KO3敗1分け、34歳 スイッチヒッター

身長 173センチ  リーチ 174センチ

2015年11月にWBA世界ウェルター級暫定王座を獲得し、初防衛に成功して翌年に正規王者に昇格。しかし、2017年2月にラモン・ピーターソンに判定で敗れ王座から陥落しました。現在6連続KO勝利中で世界戦線に戻ってきました。

試合展開

珍しくスイッチボクサー同志の対決となりました。

序盤はアバネシャンがガードを固めて前に

アバネシャンの序盤は要注意ですね。オーソドックスでスタートしました。アバネシャンがガードを固めて前に出ます。クロフォードはジャブをついて様子を見てます。そしてサウスポーにスイッチ。アバネシャンもサウスポーにスイッチしました。

おそらくクロフォードはこのままサウスポーで戦うような気がします。クロフォードは慎重に戦っていますね。アバネシャンは頻繁にスイッチします。2ラウンドあたりからクロフォードが右ジャブを少し強めに放つようになってきました。アバネシャンの左右のパンチが、危険なタイミングでクロフォードに襲い掛かります。クロフォードは紙一重でこのパンチをかわしています。

中盤からクロフォードが足を止めてパンチを返す

アバネシャンのパンチはパワーがありますね。しかし、クロフォードも4ラウンド終盤からボディブローを返します。特に左のボディは強烈です。アバネシャンも負けじと打ち返します。

5ラウンドはお互いのパンチが交錯します。相変わらずアバネシャンの手数は衰えません。クロフォードは相手をよく見てますね。アバネシャンの攻撃パターンが読めてきたようです。クロフォードのパンチが、アバネシャンの顔面をとらえるようになってきました。右ボディも強烈です。

クロフォードの右がアバネシャンをコントロール

6ラウンド、アバネシャンはクロフォードの右が邪魔で中に入れません。接近してアバネシャンが右フックを放ちますが、クロフォードはボディワークでこれをさばき、左アッパーをねじ込みます。アバネシャンはボディが効いてますね。ラウンド中盤、アバネシャンの動きがやや鈍くなりました。

このあたりからクロフォードのパンチは狙い撃ち状態で、ガードの隙間に着実にヒットしています。強烈な左アッパーから右ボディがアバネシャンをとらえます。そして、左ストレートから返しの右フックがカウンター気味にアバネシャンのあごをとらえ、アバネシャンが仰向けにダウンしました。これは強烈です!

立てません。しばらくアバネシャンは立ち上がることができませんでした。

6ラウンド、クロフォードのKO勝ちです。6度目の防衛に成功しました。

ウェルター級はライト級に匹敵するほど、激戦区です。まずは、3団体王者のエロール・スペンスですね。そして、全勝のハードヒッター、ジャロン・エニスバージル・オルティスがいます。クロフォードを加えたこの4人は、ウェルター級では飛びぬけていますね。さらに、キース・サーマンもまだ世界戦線のトップにいます。とりあえず四天王対決が待たれますね。

 

 

 

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