キース・サーマンVSマリオ・バリオス、生き残りを賭けた再起戦同士の対決は、サーマンに軍配(WBC世界ウェルター級挑戦者決定戦)

目次

(出典:WOWOW)

WBC世界ウェルター級挑戦者決定戦(2022年2月5日)

キース・サーマン(アメリカ)VSマリオ・バリオス(アメリカ)

両選手のプロフィール

キース・サーマン(アメリカ)元WBC世界ウェルター級王者&元WBA世界ウェルター級王者

31戦29勝22KO1敗1NC,33歳 右オーソドックススタイル

身長 171cm リーチ 175cm

2019年9月、マニー・パッキャオとの王座統一戦で1-2の判定で敗れ、初黒星を喫するとともに、9度目の防衛に失敗しています。その後、長年悩まされていた左手の手術を行い、2年半のブランクを作りました。サーマンにとっては正念場の試合となるでしょうね。

マリオ・バリオス(アメリカ)WBA世界ウェルター級8位

27戦26勝17KO1敗、26歳 右オーソドックススタイル

身長178cm リーチ180cm

2019年にWBA世界S・ライト級王座決定戦で判定勝ちし、タイトルを獲得しています。その後1度防衛し、2度目の防衛戦で(2021年6月)、ジャーボンテイ・デービスと対戦し、善戦及ばず、11RTKO負けでタイトルを失っています。今回は、ウェルター級へ階級を上げての再起戦となります。

試合経過)

たくましくなったサーマン

左手の手術のおかげか、サーマンの両肩の筋肉が盛り上がってたくましなった感じがします。しかし、体格では、下から上がってきたバリオスの方が一まわり大きく見えます。もちろんリーチも長いのですが、スキルが違いました。

序盤からサーマンが先に仕掛けます。そしてパンチにパワーがあります。バリオスは下がりながら、ジャブで距離を取りながら、サーマンの弱点、ボディを狙います。サーマンはブランクを全く感じさせない動きです。

クリーンヒットの数でサーマンが圧倒

当て勘が違いますね。サーマンのパンチはバリオスの顎を再三とらえますが、バリオスのパンチはサーマンのボディワーク阻まれ、空を切る場面が多くなります。とにかくボクシングのスキルが違いますね。サーマンの飛び込んで打つパンチも、的確にヒットしてます。しかも力強い。バリオスも長いパンチで応戦しますが、すぐにサーマンの反撃に押されていまします。4ラウンドは、サーマンのパンチで、バリオスが足元をばたつかせます。

バリオスも良い左ジャブを持っていますが、相手が悪いですね。

パワーアップしたサーマン

線の細いイメージがあったサーマンですが、この日はパワフルです。とにかく、パンチを当てるのが上手い。6ラウンド辺りから、バリオスが前に出て、サーマンは下がりながら、打ち終わりを狙っています。バリオスも決して悪い選手ではないですし、ワンツーのスピードもありますが、やはりサーマンにパワー負けしていますし、パンチの的確性が違います。そして、サーマンはほとんどまともにパンチをもらいません。

8ラウンドにサーマンの右がヒットして、バリオスが足をばたつかせます。しかし、サーマンは無理をしませんね。バリオスの左目上からの出血がひどくなりました。

終盤、バリオスがボディを攻めるが

10ラウンドはもう後がないバリオスが積極的に攻め、特にボディを中心に攻めます。バリオスの左もヒットし出します。サーマンはややお疲れか。バリオスの攻勢に対して、サーマンはうまく流し、時折反撃しながら、最終ラウンドのゴングを聞きます。

サーマンの勝利は間違いないでしょう。2度ほど倒せるチャンスがありましたが、今日は勝ちに徹して、無理せず最終ラウンドまで戦いました。

キース・サーマンが戻ってきた

3-0(117-111,118-110、118-110)の大差判定で、再起戦を勝利で飾りました。そして、エロール・スペンスへの挑戦権も獲得しました。今日のサーマンなら、善戦が期待できますね。一方の、敗れたバリオスも、まだ26歳。この階級の体をしっかり作れば、まだまだチャンスはあると思います。

 

 

 

 

 

 

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