目次
エドガー・ベルランガ(プエルトリコ)VSジェイソン・クイッグリー(アイルランド)
NABO北米S・ミドル級タイトルマッチ(2023年6月25日)
両選手のプロフィール
エドガー・ベルランガ(プエルトリコ)WBC10位・WBO5位
20戦全勝16KO、26歳
2021年10月にマルセル・エステバン・コセレスに判定手勝ちして、NABO北米S・ミドル級タイトルを獲得。その後2度の防衛に成功しています。
ジェイソン・クイッグリー(アイルランド)
22戦20勝15KO2敗、31歳
2021年5月、シェーン・モズリー・Jrに判定勝ちしてNABO北米ミドル級タイトルを獲得。その勢いで、WBO王者のデメトリアス・アンドラーデに挑戦しましたが、2RTKO負けで王座獲得に失敗しました。
試合展開
セミファイナルに登場したアダム・コウナツキが4連敗を喫しました。健康面を考えるとこの辺が潮時だと思います。
ベルランガが3ラウンドにダウンを奪う
序盤はお互いに手数が少ないながらも、ベルランガが的確なパンチでペースを掴みます。そして、3ランドに左アッパーから右の打ち下ろしで、クイッグリーからダウンを奪います。
5ラウンドにも、ラウンド終盤に左フックのボディショットで2度目のダウンを奪いました。
試合後半、ベルランガがやや失速
中盤すこし飛ばしすぎたのか、ベルランガの攻撃がやや雑になり、前に出るものの手数が減ってきます。クイッグリーも下がりながらワンツーを返しますが、的確性に欠けます。しかし、7ラウンドのクイッグリーの左フックカウンターで、ベルランガは大きく体勢を崩しました。
このあたりから、ベルランガの手数が減り、左を警戒しているのか、思い切った攻撃ができません。一方のクイッグリーも下がりながら応戦しますが、あまりクリーンヒットはありまん。
最終ラウンドにベルランガが追いつめる
最終ラウンドは、ベルランガが強引に前に出てパンチを放ちます。そして、右の打ち下ろしで3度目のダウンを奪います。これはかなりダメージがありますね。クイッグリー必死で逃げますが、コーナーに追い詰められ、パンチを浴びて、座り込みます。立ってきましたが、ダメージは深刻です。しかし、何とか逃げ切り、KO負けは回避しました。
判定は3-0(116-108,116-108,118-106)の大差で、ベルランガが3度目の防衛に成功しました。
最後に「わしボク」の独り言
教員が足らないなら、クラブ活動を廃止すればいい。教員は勉強だけ教えていればいいんですよ。