井上尚弥が8ラウンドTKO勝ちで4階級制覇! VSスティーブ・フルトン(WBO・WBC世界S・バンタム級タイトルマッチ)ちょっとだけ、試合の経過を追記しました。

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目次

(出典:ボクシングビート8月号)

スティーブ・フルトン(アメリカ)VS井上尚弥(大橋)

WBO・WBC世界S・バンタム級タイトルマッチ(2023年7月25日)

両選手のプロフィール

スティーブ・フルトン(アメリカ)WBC・WBO世界S・バンタム級王者

21戦全勝8KO、29歳 オーソドックス

身長 169センチ  リーチ 179センチ

2021年1月にアンジェロ・ダンディに判定勝ちして、WBO世界S・バンタム級王座を獲得。2021年にブランドン・フィゲロアに判定勝ちして、WBC・WBO統一王座を獲得しました。この選手はアフマダリエフと対照的に技巧派ボクサーです。こちらは井上も捕まえるのに苦労するでしょうね。

井上尚弥(大橋)元4団体統一バンタム級正解王者

24戦全勝21KO、30歳 オーソドックス

身長 165cm リーチ 171cm

「わしボク」は日本人ボクサーとしては、過去最強だと思います。50年以上ボクシングを観てきましたが、こんな強い日本人ボクサーは記憶にありません。「わしボク」が生きている間に、井上に匹敵するボクサーが現れることはないと断言できます。

2018年にジェイミー・マグドネルに圧勝してタイトルを獲得してから、ドネア戦以外はすべてKO勝ち。そして、2022年6月7日にWBC王者のノニト・ドネアと再戦し、2RTKOで3団体統一王座を獲得しました。両目が見える井上は圧巻の強さを発揮しましたね。4団体統一はおまけみたいなのもです。

展開予想

噛み合わない

一般的な予想としては、いきなり階級を上げて世界戦を行う井上尚弥にとっては不利な条件が多いのは当然ですね。しかも体格面でもリーチの差が気になります。

「わしボク」は以前から言っているように、「噛み合わない」対戦だと思います。

まず距離の長さ、そしてフルトンのディフェンス力、それもバックステップだけなく、上体の柔らかさを生かしたボディワークです。そこがポール・バトラーと大きな違いです。

井上は基本的にカウンターパンチャーです。しかし、フルトンは恐らく井上の打ち終わりを狙う、とてもやり難いボクシングスタイルです。

凡戦必至

井上が前に出てフルトンを追いかける展開になるでしょうが、捕まえるのはかなり大変でしょうね。最終ラウンドまでもつれる可能性も考えられます。フルトンは井上の長所をすべて出させない、とても面白くない戦略で勝ちに来ると思います。判定は微妙でしょうね。井上にとっては、過去最低の凡戦もあり得ますね。

試合展開

まことに申し訳ありません。「わしボク」の予想は的外れでした。

序盤から井上がスピードと手数でペースを握り、中盤から焦って出てくるフルトンに対し、井上は少しペースダウンしました。これが井上の「罠」でしたね。やや動きの鈍くなったフルトンに、井上は8ラウンドに一気にペースアップし、連打を浴びせなんと「あの」フルトンからダウンを奪いました。

「わしぼく」は一瞬、あっけにとられてしまいました。立ってきたフルトンに連打を畳みかけ、レフリーストップでタイトルを獲得しました。

井上尚弥の強さに感動しました。「わしボク」の大嫌いなフルトンをボコボコにしてくれました。本当に強い!まさに「モンスター」です。

「わしボク」の独り言

岸田さん、一度北朝鮮に行ってガツンと言ってくださいよ。「もしよかったら、ミサイルの発射をも少し減らしていただけませんか~。息子を人質に置いていきますから」。

 

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