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まずは国内のハードパンチャーから

いつもの前置きですが、これは特に基準がある訳でもなく、あくまでも「わしボク」の独断と偏見で決めておりますので、異論は覚悟のうえでございます。
ところで、「最強のボクサー論」の中で、パンチ力だけに特化したランキングは、2016年4月以来ですから、3年以上前になりますね。
ちなみに前回のベストテンは以下の通りです。すでに引退している選手もいますね。(赤字は引退選手)
1位 井上尚弥(WBO世界Sフライ級王者)
2位 内山高志(WBA世界Sフェザー級S王者)
3位 三浦隆司(WBC世界Sフェザー級1位)
4位 比嘉大吾(日本フライ級3位)
5位 山中慎介(WBC世界バンタム級王者)
6位 和氣慎吾(IBF世界Sバンタム級王者)
7位 尾川堅一(日本Sフェザー級王者)
8位 田中恒成(前WBO世界ミニマム級王者)
9位 松本亮(WBO世界バンタム級3位)
10位 拳四朗(日本ライトフライ級王者)
上位ランクの選手が3人も引退していますが(比嘉大吾も今回は除外させていただきます)、まあ、今回もダントツの1位は、井上尚弥で異存はないでしょう。
そのほかのランキング上位については、どうしても最近の活躍に大きく影響されてしまいますね。たとえば村田諒太、拳四朗、田中恒成、中谷潤人、井岡一翔などです。しかしパンチ力だけとなると、井岡の扱いが難しいですね。
新しい勢力では勅使河原弘晶、竹迫司登、栗原慶太、吉野修一郎あたりでしょうか。そのほかで一般にハードパンチャーと言われているのは、京口紘人、和氣慎吾、尾川堅一がいますね。
それでは一気にベスト10を発表します。
1位 井上尚弥(WBA・IBF世界バンタム級王者)
2位 拳四朗(WBC世界Lフライ級王者)
3位 村田諒太(WBA世界ミドル級王者)
4位 勅使河原弘晶(OPBFスーパーバンタム級王者)
5位 田中恒成(WBO世界フライ級王者)
6位 竹迫司登(日本ミドル級王者)
7位 中谷潤人(WBOフライ級4位)
8位 栗原慶太(OPBFバンタム級王者)
9位 尾川堅一(IBFスーパーフェザー級4位)
10位 吉野修一郎(日本ライト級王者)
海外編は今回も大混戦

まずは前回のベストテンをご紹介しましょう。
1位 ゲンナディ・ゴロフキン(3団体世界ミドル級王者)
2位 ローマン・ゴンザレス(WBC世界フライ級王者)
3位 アンソニー・ジョシュア(IBF世界ヘビー級王者)
4位 アルツール・ベテルビエフ(IBF世界ライトヘビー級2位)
5位 ダニエル・ジェイコブス(WBA世界ミドル級王者)
6位 アドニス・スティーブンソン(WBC世界ライトヘビー級王者)
7位 ジャーマル・チャーロ(IBF世界Sウェルター級2位)
8位 ディオンティ・ワイルダー(WBC世界ヘビー級王者)
9位 ウーゴ・ルイス(WBC世界Sバンタム級王者)
10位 オスカル・バルデス(WBO世界フェザー級1位)
驚いたことに、引退した選手が一人もいません。まあ、海外の選手層は日本とは比べ物になりませんし、選手寿命も長くなってきましたから、当然かもしれませんね。
前回のベスト10のメンバーで、今回も文句なくランキングに残してもいいハードヒッターは、ゲンナディ・ゴロフキン、アルツール・ベテルビエフ、ディオンテイ・ワイルダーの3人です。{?}マークがつくのは、アンソニー・ジョシュア、ジャーマル・チャーロ、オスカル・バルデスあたりですね。
新勢力としては、テレンス・クロフォード、ジャーボンテイ・デービス、ルイス・ネリ、エロール・スペンスの4人は当確でしょう。なお、井上尚弥は世界でもダントツ1位ですが、今回はランキングから除外しました。
それでは一気にベスト10を発表します。
1位 アルツール・ベテルビエフ(IBF世界Lヘビー級王者)
2位 ディオンテイ・ワイルダー(WBC世界ヘビー級王者)
3位 ジャーボンテイ・デービス(WBA世界S・フェザー級王者)
4位 テレンス・クロフォード(WBO世界ウェルター級王者)
5位 ルイス・ネリ(WBC世界バンタム級1位)
6位 ゲンナディ・ゴロフキン(WBC・WBA・WBO世界ミドル級1位)
7位 アンソニー・ジョシュア(WBA世界ヘビー級3位)
8位 エロール・スペンス(IBF世界ウェルター級王者)
9位 ギジェルモ・リゴンドー(WBC世界S・バンタム級1位)
10位 テオフィモ・ロペス(WBO世界ライト級2位)