ボクシング観戦記(日本人編)

亀田和毅の王座統一戦、善戦むなしく判定負け(DAZNで生配信)VSレイ・バルガス 

レイ・バルガス(メキシコ)VS亀田和毅(協栄)

WBC世界S・バンタム級王座統一戦(2019年7月14日)

バルガスは、33戦全勝22KO、28歳。身長172㎝、リーチ179㎝。正規王者。

4度の防衛に成功していますが、世界戦5試合はいずれも判定勝ちで、強打者というよりも技巧派ボクサーと言えるかもしれません。

亀田は、38戦36勝20KO2敗、27歳。身長173㎝、リーチ170㎝。暫定王者。

ご存知、亀田兄弟の3男。2敗はいずれもジェイミー・マグドネルに判定で敗れたもです。

亀田が11年前のリベンジなるか

両者は、11年前にアマチュアで対戦しています。その時はキャリアの差もあり、亀田は全く歯が立たなかったということです。リベンジに燃える亀田ですが、問題はリーチ差が10㎝もあることですね。パンチのスピードは亀田が上ですが、果たして速いステップインで距離の差を縮めることが出来るかどうか。接近戦に持ち込めばチャンスもあるでしょうが、恐らく大差判定負け、というのが大方の予想でしょうね。

展開は、ほぼ読めますよ。亀田は前に出るものの、距離を詰める前にバルガスのパンチが先に飛んでくるでしょう。カンターを警戒しすぎて手の出ない亀田に、手数でバルガスが圧倒すると思います。

亀田和毅のこの試合はDAZNでしか観ることができません!

この試合はDAZNでしか放送されません!

先日、亀田興毅(長男)の試合(エキシビジョン?)も凡戦と言われてしまうなど、亀田戦は凡戦確実ではありますが、DAZNそのものは上り調子で、アンソニー・ジョシュア戦、ゲンナディ・ゴロフキン戦など、注目の対決がDAZNで独占放送されています。

時流に乗り遅れないためにも、DAZN入会をお勧めします。

試合経過)

両選手とも前日計量を無事クリアしたようです。

1R)

予想通り亀田が前に出てプレッシャーをかけますが、バルガスの下がりながの左ジャブが先に飛んできます。亀田にはやはりかなり距離が遠いですね。終盤、亀田の右が浅くバルガスの顎をとらえました。

2R)

亀田が前に出てプレッシャーをかけますが、バルガスの長いワンツーが飛んできます。バルガスの左ボディブローがヒット。亀田が強引に前に出ますが、バルガスが難なくこれを捌きます。そして、またバルガスの左ボディブローがヒットします。

3R)

前に出る亀田に対して、バルガスの長いワンツーがヒットします。亀田は負けずに前に出てパンチを放ちますが、クリーンヒットはありません。そしてまた、バルガスの左が亀田のボディをとらえます。

4R)

前に出る亀田にバルガスの左ジャブからボディブローがヒット。右はカバーしていますが、左は亀田のボディをしっかりとらえていますね。終盤にやっと亀田の左ショートがヒットしました。

5R)

亀田が前に突っ込んでプレッシャーを強めます。しかし、なかなか亀田は距離を詰めることが出来ません。バルガスは、ショートのパンチで応戦します。

6R)

亀田がさらにプレッシャーを強めてパンチを放ちますが、クリーンヒットはほとんどありません。バルガスが長いワンツーをヒットしますが、応戦する亀田のパンチはまだまだ遠いですね。

7R)

今度はバルガスが左ジャブを突いて前に出ます。亀田は距離をとってこれを回避します。そして、速いステップインでパンチを放ちますが、いずれも空を切るばかりで、効果的なパンチはほとんどありません。

8R)

亀田がまた前に出てプレッシャーをかけます。バルガスは下がりながらワンツーをヒット。亀田のパンチはほとんどバルガスのボディワークで空転します。亀田がロープに詰めてワンツーをヒットすると、バルガスはアッパーで応戦します。

9R)

前出ていた亀田が下がって距離をとって、速いステップインでパンチを放ちますが、亀田が下がるとバルガスがアッパーで攻勢に出ます。

10R)

亀田が前に出ると、バルガスはクリンチで攻撃を遮断します。バルガスは下がりながら右のカウンターを狙っている感じです。

11R)

亀田の動きは変わりません。ガンガン前に出てパンチを放ちますが、バルガスは下がりながらボディワークでこれを捌きます。バルガスの下がりながらの大きな右フックは空を切りますが、亀田が前に出るとバルガスのワンツーが飛んできます。このあたりで、バルガスは明らかに逃げ切り態勢に入った感じがします。

12R)

亀田ががむしゃらに前に出ますが、逃切り態勢に入ったバルガスには「暖簾に腕押し」状態。さらに、レフリーがストップ後の加撃にたいして、減点が与えられます。亀田が最後まで果敢に攻勢をかけますが、バルガスは左ジャブで完全に逃げ切り態勢です。終盤にバルガスが左右のショートフックをヒットしてゴング。

3-0(117-110、117-110,117-110)でバルガスが判定勝ちしました。

予想通りの展開に終始しましたね。しかし、亀田のファイティングスピリットは大したものです。予想以上に善戦したと思います。

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