WBSS準決勝の日程が発表されましたね。井上尚弥VSエマニュエル・ロドリゲス(5月18日INイギリス)

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一時は開催が危ぶまれ、崩壊のうわさも流れた「WBSS2(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)」の準決勝の日程がようやく正式発表され、「わしボク」はとりあえず「ホッと」胸をなでおろしました。ただ、資金不足の懸念は未だに払拭されていないようですね。

(出典:フジテレビ)

5月18日にイギリスのグラスゴー

「モンスターがイギリスに上陸!」なんていうキャッチフレーズを、もう何度もネットで目にしました。S・ライト級の準決勝は、早くから決まり、井上もそのアンダーカードで登場という情報だけが先走り、なかなか正式発表がなく、ホントにやきもきしましたね。

メインカード(S・ライト級準決勝)

ジョシュ・テイラー(イギリス)VSイバン・バランチェク(ベラルーシ)

テイラーは、14戦全勝12KO、28歳。WBCシルバー王者。WBSS一回戦でライアン・マーチンに7RTKO勝ちで、準決勝に進出しています。

バランチェクは、19戦全勝12KO、26歳。IBF王者。WBSS一回戦でアントニー・ジギに7RTKO勝ちで、準決勝に進出しています。

日本では、WBSSと言えば、井上尚弥ですが、イギリスではこの日の主役はやはりテイラーでしょうね。会場の収容人数が13000人ということですが、恐らく今のイギリスのボクシング人気からすれば、満杯は間違いないと思います。

バンタム級準決勝

S・ライト級の準決勝のアンダーカードで行われます。単純に計算しますと、日本時間では19日の早朝(4時とか5時)に試合が始まりそうですね(時差は9時間。グラスゴーが午後8時ですと、日本は翌日の朝5時になります)。アメリカやカナダはDAZNで配信されという情報を耳にしましたが、日本はどうなるのかは、まだわかっていません。

もう一つ気になるのは、WBSSバンタム級のもう一つの準決勝の日程と場所が、発表されていなことです。(ゾラニ・テテVSノニト・ドネア)

井上尚弥(大橋)VSエマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)

井上は、17戦全勝15KO、25歳(対戦当日は26歳)。WBA王者。
身長 165㎝  リーチ171㎝

ロドリゲスは、19戦全勝12KO、26歳。IBF王者。 
身長168㎝  リーチ169㎝                       

井上のバンタム級での2試合があまりにも強烈でしたので、下馬評では圧倒的に井上が有利となっていますが、ロドリゲスも決して侮れない相手ですよ。一回戦では大苦戦の末、辛うじて準決勝に勝ち上がりましたが、ボクシングの完成度は高く、ファン・カルロス・パヤノよりはるかにその戦力は上だと思います。むしろ、あまりの圧勝のせいで、バンタム級の試合をわずか2ラウンドしか経験していない井上に、一抹の不安を感じます。

とはいえ、井上が有利なのは間違いありません。さすがに序盤に倒してしまうことはないと思いますが、体格もほぼ同じですし、オーソドックススタイル同士。恐らく序盤からお互いのパンチがスリリングに交錯するでしょう。準決勝の中では、一番危険な相手だと思います。

不気味なのは、ゾラニ・テテですね。おそらくドネア戦では危険な打ち合いを避け、自分の距離をキープして無難に判定で勝つと思われます。とにかくテテは、試合によってボクシングを変えてきますので、井上にと手は一番やり難い相手でしょう。182㎝のリーチ、31戦28勝21KO3敗と、KO率も高く一発の破壊力では、ロドリゲス以上かもしれません。しかも、サウスポーですから、リーチ差以上に距離は遠く感じるでしょうね。ところで、テテの試合は一体いつ発表されるのでしょうか。

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