「幻の世界チャンピオン」尾川堅一の再起戦(2月2日) VSロルダン・アルデア

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目次

尾川堅一(帝拳)VSロルダン・アルデア(フィリピン)

132ポンド契約10回戦(2109年2月2日)

尾川は、24戦22勝17KO1敗1NC、31歳。

2017年12月9日に、テビン・ファーマー(現IBF世界S・フェザー級チャンピオン)と対戦し、2-1の判定勝ちでIBFタイトルを獲得しましたが、ドーピング検査で陽性反応が出て、試合は無効、JBCから1年間のライセンス停止処分を受けました。 ちなみに、「幻の世界チャンピオン」という文句は、「ボクシングマガジン2月号」から拝借しました。

アルデアは、19戦12勝6KO6敗1分け、24歳。フィリピンライト級王者。

昨年4月に来日し、小田翔夢と対戦。6回判定負けを喫しています。

尾川の仕上がりが万全なら

1年以上のブランクを完全に埋めるのは難しでしょうね。浜田剛史さんがいつも言っているのは「ブランクの間をどう過ごしたかが問題」。残念ながらそこは「わしボク」には分かりませんが、ほぼ仕上がってリングに上がると信じるしかありません。

この試合は、132ポンドのキャッチウエイトで行われます。S・フェザー級のリミットが130ポンドですから、約1キロ重いことになりますが、これは問題ないでしょう。むしろ、ライト級で戦っているアルデアにとっては、やや厳しいウエイトかもしれませんね。(ライト級リミットは135ポンド)

アルデアの実力

小田に判定負けした時のスコアは3-0(58-56、58-56、59-55)と、明確な判定で敗れています。現在2連敗中です。

サウスポーなのが気になりますが、それほどスピードはなく、手数の多い好戦的なタイプなので、やり難さはないでしょう。フィリピンチャンピオンですから、油断は禁物ですが、尾川が本来のボクシングさえ出来れば、問題なく勝てる相手だと思います。尾川のボディブローが決まれば、終盤に倒して、世界戦線復帰へアピールできるはずです。

年内には、テビン・ファーマーと再戦して、今度こそなんの問題もなくチャンピオンベルトを持って帰ってくることを期待しています。

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