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◆いよいよリゴンドー、相手は天笠尚
まずは大阪の方から。
何度も言いますが、この日だけで世界戦が5試合、ちょっとやりすぎですね。
さあ、いよいよリゴンドーの登場です。
相手は天笠尚、東洋太平洋フェザー級のチャンピオンです。対戦相手で私が知っているのは李冽理ぐらい。それも力が落ちたころの李と対戦して判定勝ち。パンチ力は戦績ほど(28勝19KO)ないですね。
となると、さすがのリゴンドーも倒しにくるでしょう。テクニックとスピードでは圧倒的にチャンピオンが上ですから、ひょっとしたら早い回で見切って強引に攻めてくる可能性があります。残念ですが、それ以外見どころはないですね。
リゴンドーは基本、つまらんボクサーです。ドネアに勝ってもアメリカでは全く人気がないのが何よりの証明です。
メインに井岡をもってこないと、井岡の試合が終わったらチャンネルを変えられます。
◆IBF世界ミニマム級タイトルマッチ。高山VS誰こいつ?という大平
この試合は時間がなければ放送されないでしょう。
ピークを過ぎた高山と誰こいつ?という大平の対戦。世界戦の組み合わせとしてはあまりにも貧弱です。凡戦の末、高山が判定勝ち、てなところでしょうか。
こんな試合放送したら、紅白にチャンネルを回されてしまいますよ。
むしろ、ノンタイトルながらやはり井岡一翔の試合が断然面白いはずです。
◆内山高志、WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ
さて東京ですが、こちらの目玉は久しぶりに登場の内山高志ですね。
WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ。
相手はさほど怖いことはないでしょうが、問題は内山の調子です。1年ぶりの実戦ですからね。
決して打たれ強くないチャンピオンですから、序盤にいいパンチをもらうと危ないです。
順当なら後半に内山がKOするとは思いますが…
◆WBA世界Sフライ級タイトルマッチ、河野公平対ノルベルト・ヒメネス
河野公平対ノルベルト・ヒメネス。河野のパンチが決まればKO勝ち、でも空転すれば判定負け。チャンピオンのテクニックはお世辞にもうまいとは言えませんが、倒すコツをつかんでいるので、12回もチャンスがあればどっかで当たるような気がします。気のせいかな。
◆WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ、井上に完敗の田口
これは放送されないでしょう。地味そうなチャンピオンに井上に完敗した田口の対戦では、まったく魅力を感じません。チャンピオンの大差判定勝ちを断言します。
放送したって誰も見ませんよ。